第18話 アイディアの出しかた

 長編の改稿が終わってから、しばらくのんびりしていましたが、そろそろ次の作品に取りかかろうかな〜っと、ぼちぼちアイディアなんかを考えています。


 あ、次の目標は、「女による女のためのR-18文学賞」に短編を出すことです。ちなみに、R-18とはいえ、官能的な要素がなくてもオッケーで、幅広い作品が受賞しているみたいです。


 今年の直木賞を受賞された、窪美澄さんをはじめ、町田その子さんや一木けいさんなど、名だたる作家さんが受賞されている賞です。カクヨムでも活動されている、書籍化作家の古池ねじさんが、去年同賞で「友近賞」を受賞されましたが、ご存じの方も多いかもしれません。(ご本人の許可なしで勝手に宣伝してます。こころさん、その節は情報をありがとうございました)


 カクヨムでは、受賞作は読めないようなのですが、他の作品も脱帽のクオリティなので、ご興味のある方はこちらへどうぞ〜(https://kakuyomu.jp/users/satouneji/works


 さて、私は「アイディアを出す」というプロセス自体が好きで、おもしろそうなメソッドがあったらいろいろ試してみるクチです。


 今回、新しいメソッドを試してみようと思って、いつもの「グーグルさーん!」に聞いてみました。


 いやもう、今日び、わかんないことがあったら、グーグルさんに聞けば、ほぼほぼ解決しません? 二十一世紀の猫型ロボットって、実はコイツだったんじゃないかってちょっと思います(ドラえもーん!)。


 そのまんま「小説のアイディアの出しかた」と検索をかけたら、おもしろい記事を見つけました。


 岡田斗司夫さんという方の講義なのですが、観た方もいらっしゃるかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=T3hmsEu3TAw&t=1200s


 ものすごくはしょって言うと、こんな感じです。

・オリジナルのアイディアなんて存在しない

・新しいアイディアとは、もともとあったアイディアの新しい掛け合わせのこと

・アイディアは生むものじゃなくて、どこからか見つけて持ってくるもの


 動画では、講師の岡田さんが、上記のセオリーを使って漫画の「デスノート」を少女漫画に変換してみる、という作業をされるのですが、むちゃくちゃ面白かったです。


 岡田さんが少女漫画風に変えた「デスノート」、一読者としてぜひ読んでみたい! と思うようなストーリーに仕上がっていました。おもしろい方がいらっしゃるなぁと感心すると同時に、このメソッドはぜひとも試したいと思いました。


 ご興味のある方は、ぜひ動画を見てみてください。


 このメソッドに限らず、「アイディアを出す方法」って、基本的に才能や意思の力に頼らないところが好きです。誰だって、工夫と練習をすればアイディアは出せるっていう前提が、万人に優しくてワクワクします。


 さて、岡田斗司夫さんのメソッドで次の小説のいいアイディアが浮かぶのか……結果は数週間後にご報告します。(え? いらない?)


 みなさんは、どうやってアイディアを出しますか? 





 

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