第5話 ヴェラの1日

―――コンコンッ


軽やかなノックの音に自分の執務室の机に向かっていたヴェラは返事をする。


「フォルテ?どうぞ入って」

「ヴェラ様、失礼します」


ガチャリと扉を開けて入ってきたのは正装をしたフォルテ。いつもは少し着崩れている彼がしっかりとした服装をしていることに気づきヴェラはクスリと笑う。


「さて、今日の業務は?」


彼女が問うと執事フォルテは淀みなく業務を言い連ねる。だんだんと面倒くさげな顔となるヴェラとは裏腹にしれっとした顔で書類の山を手渡すフォルテ。


「……と、まぁ本日も忙しない1日となるでしょう」

「え、訪問公務もあるのにこの量の書類仕事?!」


ヴェラは不服の声をあげる。ヴェラは1週間に1度公爵や伯爵の屋敷へ訪問する公務があるのだ。今日はちょうどその訪問の日だ。フォルテは苦笑するとヴェラの書類の山を半分ほどに減らした。元より全てやらせる気などなかったかのように。


「こちらは明日に回しましょう、今日はルリユール邸への訪問もありますから」


そう言うと、ヴェラの表情はパァッと明るくなった。表情ですぐに感情が読み取れる主人の様子を見て、微笑するフォルテ。


「チャティー様への訪問ね!お元気にしてらっしゃるかしら?」


チャティー・ルリユール、ヴェラが懐くその人は、ループス領の城下町に邸宅を構える優美な老齢の公爵夫人である。未亡人でありながらも、凛と佇むその姿勢は歳とってなお美しく、ヴェラは非常に尊敬しているのだ。


「えぇ、あなたの訪問を楽しみにしているそうですよ」


フォルテは喜ぶヴェラを横目に朝の紅茶を注ぐ。ティーカップに高い位置から注がれる紅茶は香ばしく、ヴェラの鼻腔を刺激する。


「いい香り、同じものをチャティー様へ贈っても?」


フォルテに問うと、彼は得意げに笑って美しい茶筒を取り出す。


「ヴェラ様ならそう言うと思って、取り寄せておきましたよ」


そう答えるフォルテにニコッと満足げに笑うヴェラ。


「さすがフォルテね、私の有能な執事!」


主人の褒め言葉に感謝の意を込め、小さく一礼をしつつ、ヴェラの服装を整えていく。

ヴェラの白く長い髪が朝の日差しを浴びて美しく煌めく。フォルテは慣れた手つきでその髪を梳かしていく。


「ヴェラ様、朝食の準備は既に整っております。朝食を終えたらすぐにルリユール邸へ出発致しますよ」

「わかったわ、フォルテ」


フォルテにエスコートされ、食堂へと向かう。席に着くと本物の肉に味や食感を似せた、ダイズが原料のプライメーツ王国産の人工肉。ループス領リュコスで採れた新鮮野菜を使った朝食が美しく盛り付けられていた。口を大きく開けて一口一口味わって食べるヴェラ。


「リュコス直送だからか、やっぱり野菜がとても美味しいわ。擬似肉は……いつも通りね」


シャキシャキと野菜を食べる彼女の口からは、鋭く尖った犬歯が見え隠れする。肉食獣の獣人は獣化する時間が長くなればなるほど肉食性が強くなる。逆に、獣人の姿でいれば最低限の擬似肉で満足して生活できる。獣人に進化した今、食肉は重罪である。カルニボア帝国は食肉目の国である為、肉に関してはプライメーツ王国の科学力によって編み出された人工肉が出回っている。


「肉に関しては仕方がありません。野菜の感想はリュコスの農家に伝えるように言っておきますね」


ヴェラの食器を片付けると、フォルテは側に控えていた御者であるナトに声をかける。


「ナト、おはようございます。本日は訪問公務なので魔導車の準備をお願いします」


わかった、とナトは短く答えた。彼はループス領お抱えの専属御者で馬の男性獣人だ。フォルテに劣らぬ長身で、黒髪の長髪に、白いメッシュが入っている。シャープな黒縁のスクエアメガネがより彼のクールな目を引き立てている。


「さぁ、ヴェラ様。行きましょうか」


食堂を出て、城の車庫まで移動すると、車庫には黒の魔導車が2台停めてある。魔導車は運転者の魔力を原動力とし動くこの世界における主要な交通手段である。魔力を消費しすぎるのを避けたい場合は、馬の獣人が獣化し、馬車としても使える優れものである。見た目のカスタマイズに関しては、職業や使用用途に合わせて異なるものとなっており、ループス城のものは、近くで見れば非常に凝った装飾が施された部分があることに気づくものの、遠くから見ると黒の落ち着いた雰囲気の外装となっている。他領にも訪問の際に使われるため、あまりに派手すぎると狙われやすくなってしまう為だ。


「ルリユール邸までよろしくお願いします、ナト」


ヴェラとフォルテが乗り込みフォルテが声をかけるとナトは了解、と告げると獣化して黒い毛並みの美しい馬となった。魔導車の運転も、馬車の馬としても活躍する彼は、魔力操作に秀でているが、かなり寡黙でヴェラは彼の笑顔を見たことがない。


「到着だ、ヴェラ様、フォルテ」


ものの15分程度でルリユール邸に着くと、ナトは獣人の姿へと戻った。見た目はあまりがっしりしているようには見えないが、1tはあろうかと言う魔導車を軽々と引く為、ヴェラは毎度驚かされるのである。


「ありがとうございます、ナト」


長い黒髪は馬の時の鬣の名残りだろう、白のメッシュが入っており、彼のミステリアスさを際立たせている。


「いってらっしゃいませ」


ヴェラの視線に気づき、胸に手を当て一礼をするナト。


「お邪魔します、ルリユール様」


屋敷の主人であるチャティーの魔力により管理された庭には、彼女の誕生花であるアスターが堂々と咲き誇っている。その庭を抜けた先にある装飾の凝った扉を、金細工のドアノッカーで叩き、到着を知らせる。

中から出てきたのはマルチーズの侍女。フォルテとヴェラの顔を見ると、嬉しそうに笑い、奥へと案内する。


「いらっしゃい、ヴェラちゃん。フォルテ君」


中へ通され、居間に入ると声をかけてきたのは豪奢な椅子に腰掛け、上品な笑みを浮かべたシーズーの老婦人。彼女こそが、チャティー・ルリユールである。聡明な頭脳と年取ってなお枯れぬ魔力を持ち、この一帯の管理をしている。ルリユール邸には非常に多くの本が管理されており、一部は領民の学力向上の為に貸出を行うなど、ループス領を愛してやまない優しい老婦人である。そんな彼女をヴェラは尊敬しているのである。


「チャティー様!お元気でしたか?」


嬉しさのあまりヴェラの豊かな毛並みの尻尾はブンブンと左右に揺れている。


「えぇ、おかげさまでね。あら、ヴェラちゃんが持っているそれは?」


そう尋ねられ、笑顔でチャティーに持ってきた茶筒を手渡すヴェラ。


「はい!こちらアーティオダクティラ産の新茶です!非常に香りの良い茶葉だったのでチャティー様にもぜひ、と思いまして」


眩しいほどの笑顔で茶筒をチャティーに手渡すヴェラ。チャティーもまた嬉しそうに微笑む。


「あらあら、ありがとうね。ヴェラちゃん」


フォルテもそんな2人の様子を見て思わず頬が緩む。チャティーはその視線に気づいたようで、その手から小さな蕾を魔法で出すと、フォルテに向けて放った。


『こんな素敵なお嬢様、ほっとかれないわよ?』


ポ、と蕾が開くと同時に古代語でメッセージが現れる。教養が無ければわからない程の古代語だが、瞬時に理解したフォルテはチャティーがいろいろと見透かしていることに気づき、コホン、と咳払いをして誤魔化す。


『さて、何のことでしょう』


彼も窓から吹き込んだ一枚の花びらに古代語を乗せてチャティーへと返事をする。

全てを見透かした上でクスッと笑うチャティーと、得意のポーカーフェイスを彼女の年の功によって崩され、タジタジなフォルテ。かくいうヴェラは嬉しそうに尻尾を振ってチャティーに様々な土産話をして止まらない。

土産話をひとしきり終えると、ヴェラはチャティーに手伝いを申し出た。


「チャティー様、何かお手伝いできることはありませんか?」


ヴェラの申し出にチャティーは柔らかく微笑んで答えた。


「じゃあ、歴史書の整理をお願いできるかしら。気になる本があったら読んで構わないからね、二人とも」


先程のマルチーズの侍女に案内され、二人は大書庫に案内された。積み上げられた十数冊の書物が本棚に戻して欲しい本だそうだ。高さ3メートルはあろうかという巨大な壁のような本棚がズラリと立ち並んでいた。そして、書物が日焼けしない為にあまり日が当たらないように設計された大書庫内は、基本的に仄暗く日が差しているのは読書するスペースのみである。


「わぁ、城の書庫よりも大きいかもしれないわね」


何度かルリユール邸には来ていたものの、大書庫の中までは来なかったヴェラにとっては非常に新鮮な光景であった。フォルテはと言うと、読書家の血が騒いで堪らない状態だったが、平然を装う。そして、本の返却作業をしながらヴェラのエスコートを始める。


「ヴェラ様、足元が暗いのでご注意ください」


フォルテもフォルテで、やはり好奇心を抑えられず、チラチラと本棚を見て、背表紙の題名を覗きながら数多の古文書に興味津々である。本の返却作業を行い終え、一時間半ほど過ぎた頃、ふとヴェラが立ち止まり、一冊の本へ手を伸ばした。


「あ、この本……って、キャッ!」


ギッチリと並べられた本を引き抜こうと力を込めたヴェラだが、周りの分厚い本も共に落下してきてしまう。


「……ぇ、フォルテ?」


落下してくるであろう分厚い本の衝撃に構えていたヴェラがふと顔を上げるとフォルテが本棚と彼女を挟んで降ってきた本から彼女を守るように傘のような状態になっていた。薄暗い部屋の中では彼の表情は見えないが、四、五冊落ちてきた伝記であろうかと言う分厚い本の落下の衝撃を咄嗟に受け止めて平気なはずがない。


「フォルテ?!大丈夫!?」


ヴェラは慌てた声を出す。そんな彼女の声をフォルテはそっと遮る。


「大丈夫ですよ、ヴェラ様。ヴェラ様こそお怪我はありませんか?」


フォルテの声は優しく、ヴェラを安心させようとゆったりとした口調になっている。


「私は大丈夫だけれど!あなた怪我して……!」


焦って冷静さを欠くヴェラにそっと向き直るフォルテ。彼は優しい声で続けた。


「私は身体を鍛えていますから。それに衝撃は直前で魔法で相殺したのでご心配なく」


そう言うと、ヴェラは渋々納得する。そんな主人を見てフォルテはニッコリと微笑むと散乱した本を拾い上げていく。


「おや、この本ですか?ヴェラ様が気になっていたのは」


古代語で『ループス領の黎明』と書かれた古い本を手に取るフォルテ。ヴェラに劣らずフォルテは非常に読書家で古代語で書かれた歴史書も数多く読んできた。その為、パラパラとページを捲り、速読とそう変わらない速さで読んでいく。


「ええ、随分昔の本だと思って。さっきの衝撃で傷ついてないかしら」


貴重な本に傷を付けてはたまらないと、ヴェラは本の損傷を隈無く探す。


「こちらの三冊は無事でしたよ。そちらは?」


ヴェラがほか二冊にも損傷がないと確認し首を振ると、少しホッとしたような吐息をつくフォルテ。ヴェラはそんな執事を心配そうに見つめる。


「ねぇ、本当に大丈夫?」

「えぇ、どの本にも損傷はありませんでした」


執事フォルテは、読心術が得意である。ヴェラが自身を心配していることを知りつつ、彼はのらりくらりとヴェラの質問攻めを躱す。


「違っ、ハァ。もういいわ。ところでコレは……?」


一際古い本がヴェラの手にあった。フォルテはその本を見て一瞬目を見開いた後、すぐ元の表情に戻った。


「非常に珍しい本です、確かカルニボア帝国の黎明期を綴られている本だったはずです」


ヴェラがその本を読もうとページを捲った瞬間、フォルテが鋭く声をかけた。


「ヴェラ様、その書物は気軽な気持ちで読んではいけません。読む時はそれ相応の覚悟と精神力で読まなければいけませんよ」


珍しいフォルテの制止の声に、ヴェラはピクリと肩を震わせる。それに気づき、ハッとするフォルテ。


「申し訳ありません、ヴェラ様」


ヴェラの好奇心が刺激されたらしく、彼女はその本を持って立ち上がった。


「チャティー様に相談してこの本を貸してもらうわ」


あぁ……と、諦めの顔をするフォルテ。こうなった彼女は誰にも止められないことを彼はよく知っている。


「ハァ……、わかりました。では、書庫から出ましょうか。そろそろ時間も時間ですから」


そういうと、フォルテはまたヴェラのエスコートに戻り、居間へと向かった。




―――ルリユール邸、居間


ヴェラとフォルテが戻ると、チャティーがやっぱりと言った笑みを浮かべながら声をかけてきた。


「あら、ヴェラちゃん。やっぱり気になる本を見つけたのね。どうぞ、お城で読んで構わないわよ」

「いいんですか!嬉しいです!」


そう言われ、素直に喜ぶヴェラ。ヴェラの甘やかされっぷりに苦笑してしまうフォルテ。カルニボア帝国の国民は平均寿命がとても長いとは言えないため、彼女の祖父母は彼女が物心つく前に他界している。そんなヴェラにとっては本当の祖母のような存在なのかもしれない、とフォルテは2人を見つめた。


「フォルテ君、君は時には自分の心に正直になりなさいね?」


チャティーが柔らかく微笑んで執事のフォルテにさえ気遣いの言葉を送る。


「お気遣い感謝申し上げます、チャティー様」


一礼をして敬意を示すフォルテ。二人はそうしてルリユール邸を後にした。


「ナト、ただ今戻りました。ループス城に帰りましょう」


そう言われ、本を読んでいたナトはふと我に帰る。本を荷物に片すと声をかけてきたフォルテを凝視し、声をかける。


「フォルテ……、後で仕事の確認したいことがある。ループス城に戻ったら来てくれ」


城の使用人の中でも執事という地位の高いフォルテと同僚というのは珍しいステータスであり、ナトはフォルテと話す際には敬語を使わない為、気兼ねなく話せる関係となっている。


「おや、どうしましたか?到着後に向かいますね」


フォルテは了承の意を伝えると、珍しくナトが馬車の扉を開いてヴェラをエスコートした。


「ありがとう、ナト」


ナトの珍しい行動に、ヴェラは少しの驚きを感じつつ、笑顔で感謝の意を述べた。ナトはと言うと、他人からの笑顔に慣れていない為、少し顔を赤くしながら彼女の手を取った。そして、フォルテが乗り込むと、行き同様獣化して黒馬となった。

発車して15分、ループス城に帰ると、正門の手前でヴェラが降ろされた。


「ヴェラ様、急用で申し訳ない、すぐにフォルテは返す」


そう言って、フォルテを乗せたまま車庫へとナトは向かった。



―――ナトの自室


「ナト、どうしたんですか」


フォルテが不思議そうに彼に尋ねる。ナトは呆れ顔でフォルテを見て、棚から湿布薬を取り出す。


「まさか誤魔化し切れているとでも?」


少し怒った声でナトはフォルテに湿布を手渡す。それを見て、苦笑いをするフォルテ。


「おや、バレていましたか。あなたの観察眼は恐ろしいですね。しかし、湿布薬はいただけません、お気持ちだけ受け取っておきます」


明らかに不機嫌そうな顔となるナト。フォルテは慌てて弁明した。


「いえ、オオカミは匂いに敏感なんですよ。まさかあなたに気づかれるとは……、ヴェラ様には言わないで下さいね。気を遣われてしまうので」


ナトは目の前のフォルテに感心していた。どこまでも気にかけるのは自分ではなく周りの者達、自分なんて後回しにする彼は、優しいと言う一言では片付けられないほどに人格者だと言うことを。


「その湿布は匂いが殆どない。私の国で作られたものだ。匂いを消したい時に使える物だから渡したんだ」


誰よりも他人を気遣い、フォローすることができるフォルテだが、自分自身を顧みないことをナトは知っている。


「おや……。ナト、恩に着ます」


ナトは困り顔で笑った。ペリソダクティラ王国出身である彼は、ループス領の住民ほど表情豊かではない。それこそ、笑うことが少ない。


「手当が終わったら早くヴェラ様の元へ行け、心配されるぞ」


そう言いながら、手早く痣になっている箇所へ湿布を貼っていくナト。


「……ッ」


痛みに声を上げそうになるフォルテ。それを見てため息を吐くナト。


「フォルテ、ポーカーフェイスも程々にしろ」


ナトの忠告に力無く笑うフォルテ。


「それは無理な相談ですよ、ナト。ウルフレム家の宿命ですから。主人を攻撃から守り、そして精神的に支える為にこちら側の不安や恐怖などを感じさせないようにウルフレム家は教育されるのですから」


フォルテの背中越しに驚くナト。構わずフォルテは続けた。


「私は、ヴェラ様やロボ様に仕えられて幸せなんです。だから、下手な同情などはしないでくださいね。オオカミというのは上下関係がハッキリとした群れで生きる獣ですから」


種族が違えど、世の中にはルールが存在している。ループス領にとっては日常的な慣習でも、ナトにとってはそうではないことも多い。


「では、そろそろ行きます。いつか何かしらでこの借りは返しますね、ナト」


フォルテは笑って言った。そんなフォルテを見送りつつ、ナトは仕事に戻るのであった。



―――ヴェラの部屋


「遅くなりました、ヴェラ様」


ヴェラの部屋に戻るまでに、他の使用人に指示を出したり、書類整理などを行っていると、時刻は既に午後二時半を指していた。ヴェラは両親と昼食を済ませ先程借りてきた本数冊を読んでいた。


「大丈夫よ、フォルテ。本を夢中になって読んでしまったの。あなた、昼食は?」


食べ忘れた、などとは言えないフォルテだが、体は正直らしく、クゥ、と音を立てた。長身の彼とは裏腹に情けない音を立てたことにヴェラはクスクスと笑い、フォルテは恥ずかしそうに赤面する。


「ねぇ、少し早めのアフタヌーンティーにしない?今日はあなたも何か食べてほしいの」


ヴェラが、ニコリと笑ってフォルテに提案する。

「お気遣い感謝申し上げます、しかし……」


断ろうとした矢先、先程のチャティーの言葉を思い出すフォルテ。


『時には自分の心に正直になりなさいね』


暫し逡巡した後、フォルテも笑って答えた。


「では、お言葉に甘えて」


今日もまた、ループス領では平和な一日が過ぎていく。

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