応援コメント

ジンパパ感想20-2-07 学校も親も助けてくれない中、僕に手を差し伸べたのはアメリカだった」への応援コメント

  • 作者です。感想ありがとうございます。
    いじめをテーマにする事はこれまでも何度かあったのですが、重大な社会問題であるだけに、普遍的な題材と考えています。
    今回は、ナニワ金融道的な、法を駆使して相手に要求を強制するという構造が骨子のつもりでした。
    そもそも相手の自業自得なのですが、録音を元に殺意認定して殺人未遂までもっていき、最高刑を求刑するのは、米国側に明確な利益がある訳です(要は父親に対する「人質」として)。
    主人公は頭脳明晰な一方で、母親との決別を即断出来るほどに冷徹であり、多数の死者が発生しうる事を認識した上で兵器開発に平然と出来るという、極めて共感性に乏しい性格です。
    そんな彼が、従業員や顧客の支持を得る「カリスマ経営者」としての人心掌握術をどう身につけるかという、成長ストーリーの要素も含めました。人格モデルとしては、「装甲騎兵ボトムズ」のキリコ・キューピィと、テスラの経営者であるイーロン・マスクがあったりします。
    ご指摘の通り、キャラ名「米田珈琲」「上島」「ネスレ」はコーヒーからとったのですが、「アビス」についてのみはそうではなく、主人公を深淵にいざなう魔女、という意味合いでつけました。ただ、検索してみると「アビス」名のコーヒーショップも散見されますので、結果的にこれもコーヒー由来と受け取られたかもしれません。