第10話 死についての考え方

これはあくまで私の考え方です。


少しスピリチュアルな話に

なるかもしれません。


私にとっての死とは

救いだと思っています。


人生には色んな困難があり、

それをどう乗り越えるか試練であり、

人生とは修行だと。


その修行を全て終えた人が

死ねると思っています。


死後の世界があると私は思っているので

現世での修行を終えた人が

死後の世界へ行く。


死後の世界があるかないか、

あったとしたら天国か地獄か、

またはそれ以外の認識か、

それは人それぞれの考え方ですので

自由に考えてもらったら良いと思います。


多分私は同年代の人より

少し多くの人たちを見送って来たと思います。


色んな死を見てきました。


天寿をまっとうした人もいれば

若くして病気で亡くなった人、

自殺で突然亡くなった人など。


なぜその人は

亡くならなければいけなかったのか。


1人見送る度、長い時間をかけて考えます。


もちろん答えなんかは出ませんが、

残される者は

その悲しみを処理しなければいけません。


死は残されたものにとって

ただただ悲しいものです。


でもどんな亡くなり方をした人にも

私は「お疲れ様でした」と言う気持ちで

見送ります。


亡くなった人にとっての死は

その人の人生の修行を全て終えたと考え、

亡くなった人を見送る側、残された者は

その人の死を受け止めるなければならない、

それもまた1つの修行である。


そういう風に私は考えるようになりました。


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