第9話 私の体調不良や薬の話

私の体調不良の始まりは

多分中2の頃からだったと思います。


まず朝が起きれなくなりました。


朝が起きれないので、

生活時間がどんどん狂い、

夜が眠れなくなりました。


段々と寝ることに

恐怖を感じるようになりました。


でも夜寝ないと朝起きれない、

学校に行けない、

病院に行くようになりました。


病院で処方された薬は

当時の私には強く、

1日中眠気がなくならない状態になりました。


どんどん学校に行けなくなりました。


丁度良い量の薬が処方出来るよう

長く病院に通い、

薬の調整をするのが普通なのかと思いますが、

当時行ってた精神科の先生と合わず

病院を転々としました。


やっと自分に合う先生に出会えたのは

20歳頃でした。


特に精神科の先生って

患者さんとの相性が

とてもとても重要だと思います。


今は幸いだいぶ

毎日安定して過ごせてますが、

ここまで来るのに本当に大変でした…


私の今までの体調不良の原因は

ほぼほぼストレスが原因っぽいのですが、

体のあちこちの不調は

精神科だけでまかなうことが出来ず、

この不調はこの病院、

あの不調はあの病院と

現在計3軒の病院に通ってます。


薬は朝10錠、昼9錠、夜22錠。

この量を飲まないと

日常生活が出来ません。


ちなみに過去薬を飲まなかった時、

最長3日間眠れずの経験があります。


運動もし、酒も呑み、

疲れてるにも関わらずです。


なぜ3日間だったのかと言うと、

普通の薬もドラッグ同様、

離脱症状というものがあり、

私の場合の症状は

手の痺れ・痙攣、

暑いのに寒かったり、寒いのに汗かいたり、

手足の感覚が無くなったり、

めまいや視界がぐるぐる回ったり、

食欲が無くなり食べると気持ち悪くなったり。


これら全部の症状が出たら

あ、もう限界だなと。


薬飲まないとヤバいなと。


薬飲まないで3日経つと

これら全部の症状が出た為、

3日が限界でした。


長年薬を飲み続けている弊害としては

個人的な実感としては

記憶力が凄く無いことですかね。


学生時代こんなことあったよね〜

みたいな話をされても

ほぼほぼ覚えてない、記憶に無いです。


残念ながら過去の記憶がほぼ無く、

周りの人の記憶が頼りです。


最近は色んなことを写真に撮って

あの時はどこに行った、誰に会った、

何をした等の記録にしています。


誰かと話した内容も

基本的に覚えられないので、

話の内容等をメモに書いたり。


人の顔と名前を覚えるのも苦手なので

写真やメモ、本当に無いとヤバいです。


もちろん道端で誰かに会っても

普通に気付けません。


あとは不眠症なので、

夜は睡眠薬を飲むのですが、

寝ると言うより落ちるといった感覚が

近いみたいです。


だいたい薬を飲んでから

30分〜1時間程度で落ちます。


落ちる前の記憶が無く、

少し困ります。


よくあるのは薬を飲んだ後、

急に何か食べたくなって

コンビニ等に買い物へ行き、

帰宅し食べて、そのまま寝る。


その間の記憶が無いので

次の日起きて、キッチンを見て

身に覚えがない食べ残りの残骸を見て

やっちゃったなー…ってなる。


普通に会話とかもしてるらしく、

店員さんとかは私と話してるのですが、

なんせ私が記憶が無いもので、

日中会った時とか話が噛み合わない。


他人から見たら

普通に話してるし、歩いてるし。

強いて言うなら

目の焦点が合ってないそうです。


それも自分では分からないので、

とにかく薬を飲んだら

家から出ないように気を付けるしかなく、

気を付けても無意識で動いてしまうので

解決法が無いのがちょっと困ります。


毎日日中体調崩さず過ごせるため、

必要な量の薬を飲むのですが、

他人が見た時

やはり薬の量にギョッとされ、

「薬たくさん飲むの体に良くない」

と言われます。


体調悪くしないように飲んでることを

理解出来ないみたい。


ちゃんと理解して欲しい時は

ちゃんと説明することにしてます。


薬を飲まないでいられるのは

3日間が限界で、

その間このような症状が出て、

その3日間の体調不良を補うため

その後1週間は寝たきりになります。

それでも薬をやめた方が良いと

思いますか?と。


説明したら理解してもらえます。


精神的な病気はどうしても目に見えないので

理解してもらう為には話を聞いてもらうしかなく、

でも話をすることで理解して貰えたら、

願わくばその人の視野が広がったら嬉しいなと思います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る