第61話 新婚旅行 6日目

沙優視点:


夜明け前に自然と起きてしまった…

横で旦那様はぐっすり寝ている…

お腹が…まだ熱い感じがして…変な気分…


決して狙ったわけではないけど…安全日ではなかった…

だからかドキドキする…

別に決まったわけでもないのに…何となく愛おしさを感じて…お腹をさする…

まあ…授かりものだからね…暫く身を任せるしかないよね…


私は旦那様の腕に抱きついた。

もしも授かったら…この人なら私と子供をきっと大切にしてくれる…

うん。きっとそう…


私はそのまま再び眠りについた。


・・・


さて、最終日だ。今日は買い物三昧だな。


昨日は…初めて…

以前神田先輩に言われたことあったけど、確かに凄く…

いや…まあ…大人だから深くは言うまい…


「沙優…おはよう!」

「…ん?おはよう。二度寝しちゃった。」

「二度寝?一回起きたのか?」

「うん。何か目が冷めちゃってね(笑)」


「その…大丈夫か?」

「ん?身体?…気持ち良かったよ♡

 あなたを奥まで感じられて♡」

沙優は頬を赤らめて恥ずかしそうに言った。

俺も顔が熱くなってしまった。


・・・


朝食をホテルで済ませて、モノレールに乗り、国際通りに来た。

色々なお店がある。


「わぁ~~~、これマグネットになってるんだ。可愛いね♪」

沙優が見ていたのはべただが、シーサー のマグネット

確かに冷蔵庫とかにちょっとしたものを挟むのに丁度良さそう。

沙優はいくつかの小物をお土産に買っていた。


「これもちょっとしたお酒飲むのに良いグラスだな」

俺はカラフルなおちょこのようなグラスを買った。


後はべただけど、色々な種類のちんすこう、紅芋タルト、ソーキそばなどを

お土産に買った。


お土産を買った後はお昼を少し過ぎた頃だったので食べ歩き三昧。


まずは沖縄バーガーでお腹を満たした。

「すっごく大きいね!食べきれるかな?」

「デザートもこの後食べるだろうし、好きに食べたら良いよ。

 残したら俺が食べるから(笑)」


次に、デザート

俺はシークヮーサーと紅芋のシャーベットを選び、

沙優はマンゴー果実ぜんざいを選んだ。


「マンゴー、甘~い!すっごく美味しいよ♪」

けどいくら美味しくても人間には許容量があり…結局…

「ごめ~ん。

 美味しそうだったからついボリュームありそうなのに選んじゃった(笑)」


後で胃薬が必要かもしれない…


最期に服やバッグなどを見ながら、気に入ったものを買った。

そして飛行機の時間になったので空港に行き、仙台までの飛行機に乗った。


・・・


「ふぅ~、楽しかったね~♪」

「そうだな。結婚してから初めての長期休暇だったから、楽しかったな。

 少し疲れたけど(苦笑)」

「でも…明日も一応お休みでしょ?」

「そ、そうだけどさ…」


「じゃあ…ね?♡」


沙優が激しく口づけをしてきた。

まあ…自分でお願いした立場だし…な…頑張ろ…









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