第7話 町へと歩く

町へ出ました。街路樹の緑の木々が揺れています。石畳には木漏れ日もキラキラと揺れています。

家々には可愛らしいお花が植えてあります。風に揺れておしゃべりを楽しんでいるかのようです。


猫はのそのそ歩きます。私は驚かさないようにそっと歩きます。

空は悠々、雲も流れます。


車は走ります。自転車も通ります。人々も行き交います。そろそろ駅に近いのでしょう。


どんなに環境が移り変わっても良いのです。

私は相変わらずに、トコトコ歩いてゆきます。

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