予告

次の日は修羅場だった。

俺は別に女ふたりでそんなことになるなどと予期してなかったのだが、文章おかしいけど、

翌日は

すんなり1日が過ぎてくれたりはしなかった。


朝。俺はヒナタとの約束を無視して(忘れたフリして)、そもそもうん、わかった呼びに行くねなんて了承した覚えなどないし。

だから、

登校前にヒナタの家に行くことをしなかった。そして俺はそそくさといつもより早く起きて学校に行っちまえばいいやと思って

母さんに作ってもらったお弁当をいつものように持って行ったのだが。


教室に入ってシンヤといつも通りだべって

いて、特に昨日の氷室さんと付き合う付き合わないと言ったじれじれエピソードのことはシンヤは特段気にしてないようで、普段通り接してくれた。細かいことを気にしない、それが、シンヤのいいところでもあった。


「でよー、取り敢えずはハンカチ持ってきてはいるけど。もしかしたら彼女の持ち物じゃないかもしれないから、ほっとこうと思ってさ。別に今日、彼女のいるAクラスに行ってわざわざ、昨日これ、落とした?なんて聞く必要もないかと思うんだよね...」


「まぁ、めんどくさいよな。

俺が拾ったわけじゃないから俺が聞きに聞くのも変なもんだしな」



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