【基本設定】

　身長　１５４センチ

　年齢　２０歳

　七大悪魔の一、色欲を冠する悪魔。ウェーブかかったアイボリーブラックの髪に、金色の瞳。漆黒のロングスリットドレスという可愛らしくも妖艶な存在。

　誘惑や催眠などの魔法を得意とし、人間を唆しては破滅させる。また、戦闘では状態異常の魔法を駆使する。

【第一部終了時までの補足】

　悪魔の国では有名な名家のお嬢様。生まれつき優秀だったこともあり、不自由することなく出世し、挫折を知ることなく生きてきた。そのため当時は冷めており、感情を表に出すことはほとんど無かった。

　だからこそ、自分が仕掛けた契約魔法を中断したヴァリシュに凄まじい屈辱感を覚えたし、興味を持った。元々ヴァリシュの見た目が好みだったこともあり、執念深く付き纏うようになる。

　性格は自由で気分屋。色欲の二文字はどこへやら、人間の国では食べてばかりだが、本人曰く「人間の国には魔力が存在しないので、食べ物で回復するしかないんです！」とのこと。詳細は不明。食べすぎた次の日は早起きしてヴァリシュやマリアンとランニングしている。

【第ニ部終了時までの補足】

　悪魔の国は陥落し、悪魔王も勇者に倒されたが、そんなことはどこ吹く風と言わんばかりに自由を謳歌している。この頃は黒い鳩の姿だけではなく、人間の姿に擬態することも増えた。

　ラスターのことは嫌いだが、リアーヌのことは好きではないが結構気が合うなと思っている。

　しかし同時に、アスファとの決戦時にヴァリシュの左目を失明させてしまうことになったことをとても気にしており、これ以上彼を傷つけまいと躍起になっている。

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