キャラクター紹介
メインキャラクター
ヴァリシュ・グレンフェル
【基本設定】
身長 176センチ
年齢 26歳
勇者ラスターの親友兼ライバル。背中まで届く水色の髪に、紫の瞳。すらりとした体躯に整った顔立ちの騎士。
ラスターに次ぐ実力者だが、気難しく潔癖な性格のために孤立しがち。瞬発力と柔軟性に長け、舞い踊るような剣技を得意としている。
【第一部終了時までの補足】
自身を貶めたラスターへの復讐を果たすべく、フィアとの契約魔法を交わす……筈だったが、寸前で謎の頭痛に襲われ、この世界と全く同じ内容のゲームで遊んでおり、自身が無様に死ぬという前世の記憶を思い出した。
慌てて契約魔法を中断した後は、無意味なプライドを捨ててサボっていた仕事に懸命に取り組み始める。この変貌っぷりは騎士団の皆を相当驚かせていたのだが、本人は知らない。
前世を思い出した彼は、基本的に自身のことを『嫌われ者の悪役』と認識している。そのため、自分に好意が向けられているという考えに至らない。敵意や悪意には敏感だが、好意に関しては凄まじい鈍感力を見せつける。
また、そもそもこれまで異性との交流を自主的にとることはなかったため、少々苦手としている。
髪を伸ばしていた理由は、少しでも周りの視線から逃れるため。料理が得意なのは、潔癖症で他人が作った料理を口にしたくなかったからという理由。前世を思い出した後、長い髪はただただ煩わしいし、料理は趣味でしかなくなった。
朝が苦手で、度々寝ながら歩いている姿が目撃されている。
【第二部終了時までの補足】
『アスファを倒すための力を寄越せ』というフィアとの契約魔法を交わしたことで、左目は失明。しかし代わりに、アスファを倒せる程の魔力を授かり、銃魔法と身体強化という二つの魔法が使える騎士となった。
身体強化は、腕力や瞬発力はもちろん、聴力などの五感も強化することが出来る。元々彼の魔力は、アスファとの死闘の中で手に入れたものであるがゆえに、攻撃よりも身を守る方に働きやすい。そのため攻撃だけではなく、毒などの害悪も軽いものならば反射的に無力化出来る。
契約したからとはいえ、妙に魔力が身体に馴染んでいる。その理由は彼が滅亡した魔導帝国スティリナの王族の血を引いているからであった。
本名はヴァリシュ・リーリス・スティリナ。自分の不遇だけならばまだしも、自身が守る筈だった国を襲った悲劇に憎悪を抱くも、フィアのおかげで気持ちを切り替えることが出来た。
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