俺たち心の怪盗団(暗黒微笑)
みんなは[〇〇ごっこ]を知ってるだろうか?
ちっちゃい時にする魔王ごっこ、みたいななりきり遊びである。
しかし、てんとぷらは高一になりながらも
ペル○ナごっこという狂った遊びをしているのだ。
ーーーちなみに作者が最後にしたのは中三である、書き直してる今訂正すると高二になった今でも行っている。
「いくぞっ!ペルソナ!!!」
もうこうなっては二人は止まらない、奥底に隠された厨二心、もう一人の僕、仮初の漆黒、、秘められし記憶が溢れ出てくるのだ。
周りにいた人形は困惑しつつステッキをぶつけようと近づく、それは一般人には対処できない速さであり、近くに人がいれば、だれが見ても死を確信するだろう。
しかし、それは天には届かない。
パシッ!!
「!?」
人形は後ろから現れたぷらに肩を掴まれ、そのまま壊される。
「俺たちは心の怪盗団…」
「にゃーん(暗黒微笑)」
「お前らの心!頂戴するッ!!」
ぷらと天の気分は最高潮、やばいと気づいた人形は一斉に飛びかかる、
「甘いッッ!!」
天はそう言いながら一回転し、地面に手をつける、それに合わせてぷらは叫びながら手を広げ、大きな術式が展開ーーーーー
それは大きな紋章を築き赤黒い炎が二人の周りを囲う、その渦の外はえぐれるようにふきとび、人形は跡形もなく吹き飛ぶ。
威力はどこまでも止まらず、世界に大きな穴を作り、なんやかんやでみんな死ぬ。
ーーーーなんてことおこるはずなく
爆発をもろに食らってしまい二人共致命傷になってしまった。
当たり前である、だってごっこなのだから。
どんなかカッコつけてもただのインキャであり無力なのだ。お前らも泣いていいよ
ぼろぼろになりながらも天とぷらは涙をこぼしながら、
「わぁ…ア…」
「泣いちゃった!!…だからなんだってんだよ」
「ヤダァ!!イヤッイャ!!」
と、ちいかわごっこを開始する、マジはよ死んでくれねぇかな
こうしてパラレルワールド(無双する世界線)
から帰っていった天とぷらは人形にフルボッコにされるのだった。
「っておもうじゃん??」
ばちん!!と大きい音を立てて周りの人形は潰れ死ぬ。
「アッ…ァ…」
人形から聞こえてくる掠れた声はどうしてと言っているように聞こえた。
それに答えるように大声でぷらは種明かしをする。
「お前らはステッキを潰したら壊れる、でもお前らが普通に無傷で警戒してる今、ステッキを狙ってもやり返されるだけだ、だから、攻撃を食らったフリをしてお前らの気を緩ませたのさ」
それの証拠を見せるように天は自分のお腹に隠していた何枚も重ねたカーボン製の板を見せつけた。
二人はここに来るまでの間、厨二時代に二人で作った【改造魔界なんでもコピー剣】を分解してダメージを和らげるように体に着込んでいたのだ。
そして満身創痍になって近づいた人形の足を狙って体制を崩し、ステッキを潰したのだ、
10台の人形を一瞬でなんて無理だろ、という意見があると思うので追加しておこう、二人は主人公、もうわかったな?
「まぁこんな板でバケモンの攻撃守れるわけないけどね、次起きたら知らない天井だといいね」
「にゃーん(暗黒血涙)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます