第2話
「われわれは”BLACK CANDYS”だ!いますぐ争いをやめよ!これから”ゲーム”をはじめる。これからの”きみたちの”命運を懸けた!」
ブラックキャンディーズとは「ゲーマーズ」である。
せかいは荒廃し、システムは腐っている。
それを知った「黒蜜」が急いで作ったものである。
「なんだよおまえら!」
若き者はさけぶ。
「ここのギャング争いは”われわれがもらった”これから君たちには”ゲーム”をしてもらう。君たちには”すべて”を賭けてもらう。全賭けだ。”ルールを破った”ものはわれわれの手で処刑させてもらう!」
銃声が渋谷のスクランブル交差点で響く。
マスクを付けた男が道路で銃を打ち鳴らす。
「ゲームは始まった!ここからわたしがルールを説明する。このゲームは”なんでもありではない”それをよく理解しておくように!では!」
黒いマスクを付けた男はそこから離れ、”ゆびパッチン”をした。
すると”空からバイク”が現れ、それに乗り込むと”飛び去って”しまった。
渋谷のスクランブル交差点でギャング抗争をしていた、チーマーとブラックチーマーは一度立ち止まった。
そこに街アナウンスが入る。
「えーー、聞こえますでしょうか?ではブラックキャンディーズの”ゲーム”のルール説明をさせていただきます。わたしは”チビ子”と申します。アナウンス係として抜擢されました。いま、渋谷はわれわれブラックキャンディーズが”ジャック”させてもらいました。時刻は午前0時、電車もすべて止めさせてもらっています。訴訟、訴えは通りません。国からの”ゲーム令状”が出ています。しかし、”死人は出さず”というルールでありますから、少し”難易度の低い”ゲームではあります。では言いましょう。この街に”お宝バッジ”が30個あります。それらを”すべて集めたら”勝ちです。ルールはひとつ、”死人は出すな”です。ちなみに、医療機関、バス、電車、公共機関は止まっています。もし”ゲームフィールドから逃げたら”逮捕となります。”殺人罪”となり懲役15年ですから悪しからず。通常犯罪は適正に対処させてもらいます。では以上です。」
次にさっきの「黒の男」の声が聞こえた。
「聞こえるかい諸君。きみたち、デビットデビットとブラッダーディアンの抗争は聞いている。なあばり争いと賃金の回収からくるこまぜりありである。全面戦争にまでなってしまったのは”諸問題”ある。今回われわれが君たちのなあばりをすべて回収させてもらった。異論がある場合”死刑”になる。よく覚悟するように。いまからきみたちのスマホに君たちの”死刑通知”が届く。つまりこのゲームで違反をした者は東京拘置所で首をつってもらうことになる。きみたちの個人情報はすべてもらった。」
ギャングたちのスマホに次々と「死刑通知書」が届く。
「きみたちは逃げることはできないんだよ!調子にのるな!つまり君たちはわたしたちのゲームの駒としてしか”生きることはできない”覚悟したまえ”、死刑の免罪にはゲームをやりきるしかないんだよ。さもなくば”死ね”!」
みな恐怖とともに、絶望のふちに立っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます