ヤブツルアズキ (藪蔓小豆)

我々が食べている野菜や果物は、当然のことながら元々は野生の植物であり、それを改良したものを栽培して売っているのだが・・赤飯に使う小豆あずきの原種が このヤブツルアズキ(藪蔓小豆)なのだ。このヤブツルアズキは種を取って煮て料理に使えば しっかり小豆の味になるようで、好きな人は栽培をしているらしい。

(画像へ)

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16818023213934325332


改良品種された小豆に比べれば ヤブツルアズキの豆はとても小さく色は黒い。しかし形はしっかり小豆の形をしている。名前の語源は小さな豆なのだろうと想像がつくぐらい小さな豆だ。おそらく比較的に大きいサイズの豆を選択的に掛け合わせて、長い時間をかけて大きくしてきたのだろう。


基本日本では古来より優れたものを選択交配させて品種改良をしてきた。

ヨーロッパでは違った性質のものを掛け合わせて、出てくる雑多なものの中から優れたものを選ぶという方式なので日本とは品種改良の考え方が異なる。


栗にしても小豆にしても栽培品種はサイズが大きいのだが、だからと言って味が増すという分けでは無い。栗などは自然種の形の小さい方が味が凝縮されているようで、私は野生の栗の方が好きだ。サイズが大きくなった分 味も大味になるような気がする。


おそらくヤブツルアズキの豆も 手間暇かければ普通の小豆より凝縮された味がするのかも知れない。やってみた事は無いのだが(笑)




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