ワレモコウ (吾亦紅)

生け花やフラワーアレンジメントを楽しむ人に吾亦紅われもこうを好きな人は多い。夏草を刈った後に生えてくるので、当地ではスキー場でよく見かける。濃い紅色の小さな花をたくさんつけるのだが、その小さな花が集合花なので、一つの花は更に小さい。

(画像へ)

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16817330663719847613


吾亦紅の撮影は難しい。全体を撮れば花が冴えず、花を撮れば全体の美しさが犠牲になる。そういう分けで一度も気に入った写真を撮ったことが無い。


この吾亦紅と名前が気になるところだが、諸説あるのだがどれも怪しく信頼するには当たらない気がする。「亦」は、・・も又・・と言う意味らしいので「我もまたべにである」とこの花が訴えていると言うところだろう。

紅色吐息・・我もまたべにである・・





ー追記ー

9月14日

久々に仕事が暇になり初秋の山を散策しに出かけた。初秋とは言えまだ秋には早くナナカマドの実はまだ冴えない薄茶色で、あと10日もすれば本来の赤い実になるだろう。


林の中には脳のような形のノウタケが転がり、ホコリタケが数個見られた。積もった枯れ葉が腐葉土になった場所には モリノカレバタケがたくさん生えている。白いものや黄色いものなど、薄暗い林に キノコはアートのようで美しい。これはキノコの森にも書いたキノコだ。https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16817330663720171684


道端の草地にはツリブネ草が沢山咲いていた。ツリブネ草は下から順に花を咲けせるので 花の終わったところには細長い鞘状の種を付ける。今は沢山の種の上の方に花を咲かせている。そろそろツリブネ草も花の時期が終わるのだろう。


この夏はコロナの反動需要で 仕事に追いかけられる毎日だったが、やっと仕事から解放されて 初秋の山を堪能した1日だった。あと10日もすればナナカマドの実も色ずき 秋の草花や秋のキノコに出会えるだろう。

劣化した下世話な社会から離れて山道を歩きたい・・

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