山吹 (落書き)

ヤマブキは、北海道から九州の低山や丘陵地に普通に生える落葉の低木で庭園などにも植えられている。美しい山吹色の花が咲くので『万葉集』などにも詠まれていて、古くから日本人に愛されている植物だ。


山吹は以前にも取り上げたのでリンク先は以前の画像になる、。

・・戻る時は(落書き)の方へ・・

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16816927862598841157


山吹にはちょっとした思い出が有るのでそれを紹介したい。


随分以前の事だが・・

私は旅行中で高速道路を使わずに、道の駅を伝いながらぶらぶらとドライブをしていた。


ある道の駅で 私はだいもよおしたので公衆トイレに入った。中に入りドアを閉め ロックを掛けるとドアの内側に 何やら落書きが書いてある。


七つ八つ音はすれども空吹の 実の一つだに出ぬぞ悲しき


”七重八重花は咲けども山吹の 実の一つだになきぞ悲しき”

実に上手く元歌をもじってあり 私は一人トイレで笑ってしまった。


そもそもパロディは 元歌を知っていて意味を理解していなければ作れない。

その事を考えれば・・

いったいどんなやからがこの歌をパロったのか・・

などと想像してしまった。


私は今でも山吹の花を見ると このパロ歌を思い出し つい口元がにやけてしまうのだ。

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