ネジバナは低地から亜高山帯までの、芝生や湿地帯の明るい場所に普通に見られるラン科多年草だ。花が螺旋状に咲くためこの名がある。

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https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16817330659508601886

画像のように螺旋状に花が咲くには訳があるらしい。ハナ蜂が蜜を吸いに訪れた時に順次（じゅんじ）次の花に移動させるためらしいのだ。つまり、ぐるりと回って　又戻って来て欲しくないのだ。戻ってくると自分の花粉で受精してしまう恐れがあり、進化的には良くないからだ。ぐるりと回って来ると一段上に上がらせる為に捻じれたとは恐れ入ったやり方だ。

螺旋状に咲くネジバナの花はとても小さいが、良く見るとラン科の花の特徴を備えている。

ネジバナは菌従属（きんじゅうぞく）栄養植物なので　菌根菌（きんこんきん）がいないと有機物合成や発芽ができない。そのため菌根菌（きんこんきん）に共生してもらい　菌根菌に有機物を作ってもらって生きている。菌根菌（きんこんきん）のいない環境では育たないらしい。