オキナグサ (翁草)


オキナグサは、本州、四国、朝鮮半島、中国に分布するキンポウゲ科の多年草である。 以前は広く自生していたという話を聞くが、今はあまり見かけなくなった。

現在は環境省の「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されている貴重な植物だ。

ともかくこの美しさを見て頂きたい。

(画像へ・・)

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16817330659012478372


御覧のようにこの美しさが数を減らしている原因なのだ。オキナグサは多年草ではあるが 5年の寿命しかない。


花後の種子が付いた白い綿毛がつく。それを老人の頭にたとえ、翁草おきなぐさという。以前は畑のあぜに自生していたが、農業者の高齢化などで草刈などの維持管理がなされくなり畑のあぜが荒廃した事と、草地が減少したこと、それに加えて山野草としての栽培を目的とした採取により、各地で減少している。

品種改良されたひと回り大きい西洋翁草は園芸店で見かけるが日本産野生種となると なかなか見つからないのが現状だ。




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