この頃雨の日が多いと思ったら梅雨入りをしたらしい。とは言え毎日雨が降るわけでは無く、週初めは雨で週末が晴れになるような具合で、当地では暮らしやすい天気が続いている。

高山植物の開花を見に若い人を誘って大山に登ってみた。高山では６月の初め頃が高山植物の開花になる。そして８月の初め頃が夏の花の盛りになるのだ。

平地では梅雨入りしても、高山の深い谷にはまだ残雪が残っている。天気も良く強い日差しで日焼けが心配だ。

沢筋を渡る風を沢風と言う。沢には当然木は無いので風の通り道になるのだが、風は沢を通るうちに冷やされてとても温度が低くなるのだ。登山道が沢を横切るとき登山者はその沢風に出会う事になる。その気持ちの良さと言ったらとてもエヤコンの比ではない。

標高１６００ｍ付近の急な崖路を登って稜線に出ると周り一面が高山植物の花園になっている。ツガザクラとイワカガミがちょうど満開になっていた。

大山の絶壁を背景に見る高山植物の可憐な花はとても美しく、一緒に行った女性陣の美しさも霞んでしまうぐらいだった（笑）

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