この時期になると海岸や河川敷に群生するハマダイコンの花が美しい。まるで花園のように群生する場所では　花を背景に自撮りをする女性をよく見かける。

＊（クリックで写真に飛び、クリックで戻ります）＊

しかし、けちを付ける気はないが、花園での自撮りは人物が大きく映りすぎて　せっかくの花園が死んでしまう。余計な事だとは思ったが、すこし出しゃばってみた。

「シャッター切りましょうか？」

「すみません、お願いします(^^♪」

「ちょっと右を向いてもらえますか、顔はもう少しこちらへ・・　はい笑顔！」

・・おいおい、花を踏んでるよ。私から見れば花の方が主役なんだから・・

そんな事を思いながら５枚撮影した。スマホはシャッターにタイムラグが有り少し苦手なのだが、まずまずの写真が撮れた。

「良いですねえ、花園の乙女が取れましたよ(^^♪」

「あら素敵！　花園のオバサンですね(´艸｀*)　ありがとうございました(^^♪」

いやいや、花に負けずなかなか美しい熟女だった。花が有れば自分と一緒に自撮りをする・・　オバサンになってもその気持ちを捨てないのは素敵な事だ。

いやお婆さんになってもその気持ちを持っていて欲しいものだ。カメラを向けると「私はお婆さんだから・・」と嫌がる女性が多いのだが・・それは勘違いだ。何らかの魅力が無ければ私もカメラを向けたりはしない。

写真には写される人の思いと・・

写す人の思いが映り込む・・

いつまでも若い気持ちでいたいご婦人の思いと・・

素敵な笑顔を捕えたい私の思いが・・

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