ユキザサ


この大型連休はどうしたものかと思案をしていたが・・

おそらく・・連休の混雑を避けて人々が山に押し寄せ、逆に山は混雑するだろう・・と考えて、家にいる事にした。連休が終わってから山活を始めた方が人も少なくて楽しいだろうと考えたのだ。


・・では家にいて何をするか?・・

・・バーベキュー!!・・

・・思い立ったが吉日!!・・

・・山菜を採りにいったあの親子にラインを入れてみるか・・


早速ラインで日にちの調整をして、我が家の庭のテラスでBBQをする事になった。

4人集まるのだが、私以外は全員女。これがまた良いのだ(笑)

私の女好きは、別に性的な意味ではない。子供でも少女でもオバサンでもババアでも女が好きなのだ。ともかく女がいる方が私は安らぐ(笑)


女は基本協調する。男のようにいちいち張り合わないし競争もしない。それに比べると男は競争心が強く何でも張り合ってくるので面倒くさい。

別に張り合っても良いのだが、負けると酷くいじけるのが良くない(笑)  笑って「まいりました」と言えない未熟者が多いのだ。


私は23で起業し数々の辛酸をなめながら果敢に戦ってきた人間だ。安全など求めた事もなく、安全を求めるようになったら自分は終わりだと思って生きている。

そんな私に勝てる者などそうは居ないのだ。

・・勝てなければ従えばよい。ただそれだけの事ではないか・・

私に勝てないのを一々気にしてムキになられると、こちらが気分が滅入ってしまう。仕事以外で人と競う気などさらさらないのだ。


もちろん私にだって勝てない人はいる。それどころか私では足元にも及ばない人がいる。そんな人と付き合う時は、張り合ったりせず従うのだ。それが礼儀だと思う。じっさい、張り合う男は自分のレベルすら分からない未熟者が多い。


そもそも相手に勝つだけが強さではない。戦わないで相手を制するのも強さだと思う。私の強さの一つに「人に好きになってもらう」というのが有る。 私は”人に信頼される能力こそが最強なのだ”と信じているのだ。そしてもう一つ別の強さがある。それは「理解力」だ。簡単に人を見下したり、悪者にせず、相手の立場で考え理解する能力だ。


そしてまだ別の能力が有る。それは、選ばれし者ではなく、「選ばれなかった人を愛する能力」だ。選ばれし者なら誰でも注目し愛するだろう・・ だから選ばれなかった人を愛するのは能力だとも言える。このエッセイこそが正にそれなのだ。・・と長々と書いたが・・まあ、全て私の女好きの言い訳なのだが(笑)



選ばれなかった植物の一つに”ユキザサ”が有る。人知れず森の中にひっそりと咲くユキザサはあまり知られていない。 


*(クリックで写真に飛び、クリックで戻ります)*

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16816927862750918947


しかしアズキナで検索すれば、それはユキザサの若芽の事で、山菜として食べられているのだ。ユキザサは私の好きな植物で、今私の庭には鉢植えのユキザサが花を咲かせている。葉が笹に似ていて、小さな花が雪の結晶のように見えるから付いた名前だそうだ。


サクラや百合なら誰でも目をとめるだろうが、ユキザサに目をとめる者は少ない・・

だからユキザサにとって私は大切な人なのだ。(笑)

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