早蕨(さわらび)


さわらびの にぎりこぶしを振り上げて  山の横つら はる風ぞ吹く


*(クリックで写真に飛び、クリックで戻ります)*

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16816927862541799771


これは江戸時代の狂歌で、早蕨を握りこぶしに見立てて、山の横つらを張ると”春”を掛けて洒落ているのだが、一度聞いただけで頭に残っているので、こういうのを名句と言うのだろう。暖かい春風が吹く中で、小さな握りこぶしを振り上げる早蕨は確かに可愛い。ワラビ見かけると私は決まってこの狂歌を思い出す。


先日一緒に山歩きをした仲間の一人が高熱を出して、コロナの検査をしたところ陽性となったそうで、あわや私も濃厚接触者になったのかと心配したのだが、1日違いで濃厚接触者では無いと知らされた。当人は熱が上がったり下がったりで大変らしいが、30代なので肺炎さえ無ければ心配はいらないのだそうだ。


コロナに感染すれば誰とも会う事が出来ないのだが、今はラインで、いつでも連絡がとれる。 不謹慎ではあるが、こういう時こそ優しさを売り込むチャンスなのだ(笑) いや、誰でもそう考えるのだから、むしろ、やいのやいのと連絡を入れない方が優しさかも知れない。 一人で山を歩いて早蕨の画像でも送っておこう・・

https://kakuyomu.jp/users/minokkun/news/16816927862541799771

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