第26話 バブルのおばさんと学校の先生って、似ていませんか?「決まりだから、マスクしなさい」「決まりだから」「決まり」それ、心の病気ですよ。

 マスクを、相手の気持ちを想像してあげられる道具にしたいよね!

 こういうことを言ってくる人って、どう?

 「ちょっと、感染がない場所でも、マスクして!マスク!決まりだから。同じ社会で生活している私が、困るんです!私の近くで、仕事しないでくれませんか?会社に、いってくださいよ!決まりです!え?会社に、いけない?リモート・ワーク?そんな働き方、誰がやれって言ったんですか?決まりですよ、決まり。え?国が言った?国の、新しい働き方?責任者を、連れてきなさいよ!」

 バブルの、おばさん。

 決まりを守らせようというのは、良い。でも、決まりに、縛られすぎ。

 これは、心の病気の一種。

 変わる社会に、対応できるようになろう。

 マスクなしでも生活できるようにしたいという気持ちに、なってよ!

 「決まりだから、マスクしなさい」

 そうして、決まりを守らせることが、自分たちの使命か何かなんだと、思っている。

 それ、病気ですよ。

 「なぜ、感染のない地域でも、マスクをしなければならないんですか?」

 聞くと、答えられない。

 学校の先生とも、似ているね。

 「ちなみに…」

 「何です、サヤさん?」

 「ソーシャル・ディスタンスは、人と人の間隔を2メートルはとってくださいということ、でしたよね?」

 「はい」

 「きちんと、実験でわかった距離なんですよ?」

 「え?あの距離って、何となくの距離じゃなかったのですか?」

 「まさかあ」

 「失礼、しました」

 「マスクの着用が大きく影響するのは、飛沫感染です」

 「はい」

 「実験で、飛沫の一般的な飛行距離は1から2メートルだとわかったので、2メートルの距離を離すように、いわれているんです」

 「そうでしたか」

 コロナ禍って、つらいよね。いやなこと、ばかリ。いろいろな感染から、守れるようになっていこう。





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