女性の気持ち、海外旅行!2/2~コロナ禍でも化粧品(コスメ関係)が良く売れたあの国を、リモートで、旅してみたら?こういう旅行も、面白い~
第12話 「その、叶わない恋の思いを込めて、格子に、錠前をかける。願いが叶ったら、鍵を開ける」日本の、~断ちっていうのに、似ているなあ。
第12話 「その、叶わない恋の思いを込めて、格子に、錠前をかける。願いが叶ったら、鍵を開ける」日本の、~断ちっていうのに、似ているなあ。
「サッカハーネは、女性にとって、特別な場所」
サッカハーネは、中東地域の女性たちにとって、秘密の花園のようなものになっていたんだね。
「恋」
それは、厳しいイスラムでも、大切な光。
「苦しみを乗り越えられる力は、恋から生まれるんじゃないでしょうか?」
「私も、そう思います」
「そう信じられるから、ここに、きたんです」
中東地域の女性たちは、強かった。
町の書店では、サッカハーネのカードというものが、売られていたらしい。泉の柵が、くすんだ、油絵の具で描かれたアイテム。
何だか、トレーディング・カード。
注目され続ける、サッカハーネ。
だから、本物のサッカハーネには、恋を叶える習わしが生まれた。
「柵に、リボンや鍵などを結びつけて願掛けをする」
さっきの、説明通り。
赤や青のリボンは、恋愛の印。
鍵は、叶わない恋を表しているんだとか。
「その、叶わない恋の思いを込めて、格子に、錠前をかける。願いが叶ったら、鍵を開ける」
へえ。
日本の、~断ちっていうのに、似ているなあ。
「私、願いが叶うまで、チョコレートを食べません」
みたいな。
格子柵をモチーフにした絵画作品は、他にも多いらしい。素敵なのは、リボンや鍵、メタルの飾りなどが、格子に結びつけられていたということ。そして、そのメタルには、文字や絵などのサインが刻んであったということ。
一見して、呪文。
おまじないだ。
この字は、読めないという。
現地のペルシャ語でもなければ、何語でもないっていうんだから。
神秘的な、おまじないサインなのかな?
神社とかの、難しい字に似ている?こういうところでも、イランと日本って、似ていたのかもね。
「こういうの書いた人って、誰?」
…で、これを作った人が誰か、わかってきたらしい。ミステリーな、中東の謎解きゲーム?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます