女性の気持ち、海外旅行!2/2~コロナ禍でも化粧品(コスメ関係)が良く売れたあの国を、リモートで、旅してみたら?こういう旅行も、面白い~
第4話 やめなさいって。中東地域は、女性を大切にしたいのか、セクハラをしたいのかの基準が、わかんないし。日本なら、大問題だよ。
第4話 やめなさいって。中東地域は、女性を大切にしたいのか、セクハラをしたいのかの基準が、わかんないし。日本なら、大問題だよ。
何なんだかなあって感じの、警備隊とのやりとり。
「そこに、座っちゃ、ダメだ」
「私、そこに座れって、言われただけなんですけれど」
「なぜだ?」
「なぜ?」
「そうだ」
「私が、女性だったから?」
「何?」
「レディーファーストだったからじゃないんですか?」
「おお!」
「はい?」
「レディーファーストか!」
「ええ」
「なんて、嫌な言葉なんだ」
「はい?」
「ここの地域では、そういう言葉を認めないんだぞ」
「はい?」
「お前!」
「はい」
「レディーファーストは、アメリカの言葉なんじゃないのか?」
「…さあ?」
「違うのか?」
「うーん…。もともとは、イギリスの言葉かも、しれません」
「何だって?」
「あ、でも、アメリカなのかな?」
「何?」
「ですからあ…」
「俺たちは、アメリカが、大きらいなんだぞ!」
「そうでしたか」
「それからな!」
「はい?」
「お前、そこの運転手の男とは、どういう関係なんだ!」
きた!
ついに、浮気調査。
「答えるんだ」
「はあ…」
「運転手とは、どういう関係なんだ?」
「知らないおじさんと客の、関係です」
「何?」
「私は、何も、知りません」
「本当か?」
「本当です」
「オー!」
お笑い劇場が、1時間近く、続いたとか。
バスは、発車できない。
乗客たちは、くたびれ顔。
…といっても、客は、文句は言わなかったそうな。中東地域では、そういう検問には、慣れていた?
「降りろ」
「ちょっと、何?」
一旦、サヤさんは、バスを降ろされた。
男性が、女性を、ボディチェックかよ。
このときには、まだ、女性は大切に扱われず。
怪しい物がないかを調べるためとはいえ、身体をベタベタ触ってきたのは、おじさん。
女性を大切にしたいのか、セクハラをしたいのかの基準が、わかんないし。日本なら、大問題だよ。
何なんだろうね?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます