第5話 チェーンソーマン
第4話からここまでの出来事を説明しておこう。
ロトージとグレートはウェイと別れた後、4階に上り、そこのホームセンターで3人の生存者と出会った。
生存者はチェーンソーを持ったゾンビ、チェーンソーマンと2体のゾンビに追われていた。
二人は生存者を自分たちの後ろに行かせ、生存者を脱出させた後、チェーンソーマンと戦うことになった。
どうにかゾンビの方は撃退したが、店内での戦闘はさすがに難しいため、いったん外に出た。
そして今に至る。
ウェイたちは階段を上ってロトージたちの加勢に向かっていった。
すると、
「あ、ロトージさんのお仲間さんですか?」
3人の生存者が声をかける。
「あ、はいそうですけど。もしかして、生存者の方ですか?」
「そうです。」
「じゃあ、俺たちは今から用事があるので、何か困ったことがあったらこのトランシーバーで俺たちを呼んでください。」
「分かりました。」
生存者が階段を下って去ると、ウェイはそれと反対に上に上った。
そこには。
ブーン、ブーン
1m近くはあるチェーンソーを起動させ、
ウィーン!
起動されたチェーンソーを振り回すゾンビの姿があった。
「ウェイ!助けに来てくれたか!」
「ああ!こいつを撃てばいいんだな?!」
「そうだ。」
「アサルトなら任せろ!」
ウェイはHK416の照準をゾンビの頭部に合わせ、引き金を引いた。
バン!バン!バン!
3発の銃弾はチェーンソーマンの頭部に命中した。
「ヴヷー!」
チェーンソーマンは倒れる。
「倒したぞ!」
「よっしゃ!やったな!」
「にしてもあれぐらいでくたばるんだったらお前たちでも倒せたんじゃね?」
「無理だった。頭部に照準を合わせているすきにやつはすごい速さでリーチの長いチェーンソーを振り回してくる。正面から銃で向かったら撃つ前に殺されるぞ?」
「なるほどねえ。」
その時
「ウェイさん!すみません!なんかでかい化け物が現れて、一人食われました!しかもゾンビの群れが来てて結構やばいです!どうぞ。」
「そうですか。居場所は?どうぞ。」
「1階地上駐車場前近くです!どうぞ。」
「分かりました。今向かいます。じゃあ切りますね。」
「まずいことになったぞ!」
「今すぐ階段を下がらないと!」
「多分こうしてるうちに人がどんどん死んでる!」
「よし!行くぞみんな!」
ウェイは3人を連れて階段を下った。
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