廃墟(村)
時間をかけて崖に近い岩場を下っていくと、森林が伸びている。
更に奥には、明かりのある集落が目についた。
さしたる危険もなく、集落の入り口までたどり着く。
そこは、農村だったのだろうか。
人の姿は全くないが、森が
ただし、その畑は雑草が生え放題であり、
不自然なまでに均一な墓地だ。
そもそも、誰がこのように死者(?)を埋めたのか。
墓地の他に目につくのは、松明のある建物。
進行方向から、一番奥にある一軒家だ。
造りは他の農村の廃墟と、そう変わらない。
ここを新しい拠点にして、何らかの探索をせよ、とでもいうのだろうか?
まずは松明の建物に入ってから、他の建物も見てみよう。
そう考えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます