肩関節X線撮影

 肩のX線撮影はカセットと呼ばれるX線に反応する板、いわばフイルムを背中側にして座位又は立位。

 多少体を斜めにする(右肩ならやや右、左ならやや左の斜め)これで関節が正しい正面を向く。

 肘は直角に曲げ、肘の表が正面を向くようにする。

 ラジェーションハウスでこの肩のX線撮影を取り上げた回があった。

 その次の日、肩のX線撮影の依頼があった。

 患者さんは40代くらいの女性、撮影のポジションニングをしている時、女性がニヤッと笑った。

 あ!これ、昨日テレビで見たやつだと言わんばかりに!

 なんかちょっと、やりにくい、でも、なんかちょっと嬉しかった。

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