第27話 中東の女性が、インスタグラムで、手作りマスクを披露。「かわいい!結婚披露宴で、つけてみたい!」 マスクの歴史を、振り返ってみよう。

 マスクの感覚は、不思議だ。

 中東地域の女性たちには、バザールで、かわいらしい布が、好評だった。

 目当ての布を買えた人は、ずいぶんと、うれしそう。

 「早く帰宅して、私流のマスクを、作りましょう」

 中東地域の女性の足が、早くなった。

 こうして、化粧品も売れていくんだ。不思議なもの、だよ。

 「昨日は、こういうのを作ったんです」

 中東女性の1人が、インスタグラムで、手作りマスクを披露した。

 その友達らしき人もいて。一言!

 「このマスク、かわいい!結婚披露宴で、つけてみたい!」

 おお。

 これが、あの、ドキドキの結婚式に、つながるのかな?

 マスクって、不思議だ。

 ここで少し、マスクへの考え方の歴史を、見ていこう。

 衛生面を考えてのマスクは、もとは、まじないの仮面から生まれてきたものらしい。

 感染症の研究は、細菌の発見された17世紀にはじまって、ウィルスの発見された19世紀に、格段に、進められることとなった。

 ずいぶんと、真面目な話だなあ。

 マスクには、まじないとか、お守りの意味が強かったまま。

 「マスク?」

 「それって、お守り程度のものでしょ?」

 「それ以外に、使い方があるの?」

 ふうん。

 マスクって、感染予防でつけるものじゃ、なかったわけか。意外にも、日本でも、昔は同じような感覚だったらしい。

 そうだよね。

 江戸時代でも、ああいう使われ方を、していたんだもの。

 「感染予防には、マスクを着用するべきです」

 そう言われてきたのって、実は…。

 意外に、最近のことなんだよね。






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