女性の気持ち、海外旅行!1/2~コロナ禍でも、化粧品(コスメ関係)が良く売れた国は、どこ?その理由を知って、日本の女性なら、どう感じる?~
第15話 あれ?中東の女性の仮面話が、江戸時代の、仮面女性の話に、つながっちゃったぞ?日本人は、昔から、マスク慣れしていたのかな?
第15話 あれ?中東の女性の仮面話が、江戸時代の、仮面女性の話に、つながっちゃったぞ?日本人は、昔から、マスク慣れしていたのかな?
「マスクをつけるのって、当たり前?」
「かもね」
「皆が、マスクつけているもの」
「じゃあ、俺もつけよう」
「私も」
日本人は、昔から、顔を見せたり見せなかったりのバランスを上手く保って、生きてきた。
「素顔の見せ方感覚の、日本文化」
だからこそ、素顔が見えたら別れたくなっちゃったっていうようなカップルも、出ちゃったんだろうけれどね。
考えさせられる仮面の話は、江戸時代にもあった。
「将軍様の世継ぎの、誕生だ!良し!」
…は、まだ、早かった?
次期将軍となる赤ちゃんが産まれてきたのは、良い。
しかしここで、現代とはちょっと違うことが起きた。
「誰が、育てれば良いのか」
将軍家などでは、産みの親と育ての親が異なることが、あった。生まれたばかりの次期将軍を育てることが専門の女性が、いた。赤ちゃんを育てるのが、本当の母親じゃないっていうことが、あったなんて。
身分の差、将軍制度の考え方が理由にあったんだろうけれど、つらい話だよ。
生まれたばかりの次期将軍を育てることが専門の女性は、本当の母親じゃ、ないわけだよね?
いずれは、赤ちゃんと、離れ離れになる運命。
困ったぞ。
本当の母親ではないその女性が、赤ちゃんに愛情を持っちゃったりしたら、離れ離れになりたくなくなっちゃうじゃないか。
どうするの?
抱きかかえる赤ちゃんを見て、何を思う?
「自分が腹を痛めて産んだ子でなくても、かわいいのは、かわいい。ああ、私の今抱く子は、私にとっての、何なの…?」
愛情に、ブレを出しちゃう。
「…良し、良し。良い子、良い子」
こうして抱きかかえていれば、どうしたって、その赤ちゃんに愛情が移ってしまうんじゃない?
それでも、その育ての女性は、次期将軍に乳をあげてあやすだけの(ひどい言い方?)役。
ここで、仮面が登場しちゃうんだな。
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