女性の気持ち、海外旅行!1/2~コロナ禍でも、化粧品(コスメ関係)が良く売れた国は、どこ?その理由を知って、日本の女性なら、どう感じる?~
第10話 花嫁の顔は、赤く、うつむいたまま。 純な結婚も、あるんだね。心の奥では、涙が止まらないほど、美しくなっていくイベントなんだ。
第10話 花嫁の顔は、赤く、うつむいたまま。 純な結婚も、あるんだね。心の奥では、涙が止まらないほど、美しくなっていくイベントなんだ。
これって、実は、資金集め。
踊りが上手ければ上手いほど、式に集まっていた人たちから、金をもらえるようになっていた。
この金が、新郎新婦への、結婚の祝い金になっていくんだそうな。
昨日まで、花嫁が身に付けていた、未婚の知らせ・中華風の丸帽子は、リングに変わっていた。
「もう、私は、既婚者なんですよ?」
そんなアピールも、良いね。
花嫁花婿が、無事にそこに座っているということは…。
初夜が、無事に済んだということ。
花嫁の顔は、赤くなったまま。
うつむいたまま。
純な結婚も、あるんだねえ。
「あれ…何?」
結婚式会場の中央に、1人の女性が、躍りでてきた。その女性は、年老いていた。
どうやら、花婿の母親だったらしい。
その花親が、花婿、息子の前で、踊った。
「え、何?」
母親が、泣きはじめた。
「良かったよう。立派になって、くれたんだねえ」
日本人は、考えさせられるかも。
中東地域の悲しみは、戦争に紛争が絶えないということ、だった。
戦争で、息子は、家に帰れなくなっていたかもしれない。
だから、母親なら、こう言いたかったんじゃないのだろうか?
「お前、良かったねえ。ああ、帰ってきてくれたんだねえ。お嫁さんも、もらえたんだねえ。本当に、良かったねえ…うれしいよ」
こういうのは、日本じゃ、見られないイベントだ。
大切なシーンを、見られた気がした。
戦争の悲しみは、花婿だけじゃなくて、参列者たちにも、老いた母親と同じような悲しみの年月を与えていただろう。
中東地域の結婚は、表面上は笑っていたとしても、心の奥では、涙が止まらないほど、美しくなっていくものなんだ。
なかなか、海外に出られない、この時代。こういう旅行が体験できても、面白いな。
さてさて、もらっていたハガキのことを、忘れちゃダメだぞ!彼女は、誰を助けにいけば良いのやら?
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