第6話 中東の女性たちの結婚式は、ドキドキです。女性たちの、チャドルへの考え方が変わってきていた。化粧品のアピールに、どうつながっていく?

 コロナ禍で、海外にいきずらい今どき社会には、良い感じの旅行だ。

 口ヒゲ姿の女性は、ニュース番組では、ほぼほぼ、見ないかも?動画配信旅行にも、メリットあるかな。

 「面白いなあ。中東には、口ヒゲをつける女性が、いたんだ」

 こういう勉強があっても、良いんだよ。

 「え?口ヒゲには、中東の結婚観が、関わっていたの?」

 興味が、どんぶらこ。

 中東の、女性専用ヒゲ仮面は、こういうサインでもあったんだとか。

 「私は、既婚者です」

 「結婚、していますからね」

 「近寄らないで」

 なるほどね。

 こんな旅行も、面白いよ。

 ハガキにあった、花嫁キーワードが、つながってきたぞ?

 トルクメン・サハラっていうところに住む女性たちは、特徴的。今度、ネットで、地図検索をしてやろう。

 トルクメンの女性たちの伝統衣装は、ロングドレス。

 足のくるぶしまで、覆う。

 チャドルとは、大きく違う。

 身体を、スッポリと覆う感覚。ウェスト部分に、ベルトはなかった。

 胸元には、大きなネックレス。

 女性たちの、チャドルへの考え方が、変化していたんだ。中東の女性といえば、チャドルなのかなと、思っていたのに。

 「私たちは、チャドルなんて、着ません」

 「チャドルじゃあ、きれいになれない」

 「トルクメンの女性には、トルクメン流の着こなしが似合います。わざわざ、チャドルなんか、着ない!」

 変化していたのは、化粧への考え方も。

 トルクメンの女性は、外では、化粧をしないんだという。トルクメンに伝えられる美しさを、誇りに思っているからだという。

 「…じゃあ、何で、化粧品が売れたの?」

 考えれば考えるほど、引き込まれていった。

 そんなとき…!

 「トルクメンの結婚騒動を、知ってください」

 何?

 動画配信の字幕が、怪しくなった?





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