後半(その1)

10.坂が逆向きになる(50~75%)

アップデートプラン実行前に動き出したのは、冬川の方だった。可能な限りでカスタマイズしたアーマーでチートプレイヤーを圧倒していく。

(アバターの強化を行おうと独自で改造した過去があり、その時は失敗していたため、ガジェットショップのアーマーなどを組み合わせようと考える)


SNS上で炎上させようとする勢力もいたが、そちらはブラックバッカラやガーディアンが対応していく。

(ノイバラは大規模炎上のような案件がない限りは、フェイクも考えていたのでスルーを決め込む。カトレアもノータッチ)


一部プレイヤーが使い始めているガジェットに関して、秋月は想定外の勢力が動いていると判断、アップデートプランの実行を早める。


しかし、実行を早めたのが裏目に出てしまい、これがマッチポンプであるというまとめ記事(フェイク込み)が大量拡散するきっかけとなった。


その状況に対し、春川はまとめサイトのデータを発見し、それを見極めようとしていた。

(フェイクニュースに引っかかるようなリアクションはなく、流し見していた程度)



11.追い詰められて喪失(75%)

夏川が一連のまとめサイトが行っている手段を探すのだが、決め手に欠けていた。


一方で、他の似たようなバーチャルアバターを使用したゲームもいくつか発表され、一部ユーザーが「真夜中のパルクール」にこだわる理由もなくなってくる。

(アバターを使用したゲームという意味でのアドバンテージを失う)


しかし、他のゲームではアバターの互換性が保証できないこともあって、「真夜中のパルクール」をやめる理由はつぶされていた事実が明らかに。

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