264. 今朝は鳥さん達も人々も……
世の中には
何かそういう傾向的なエネルギーというのが
知らず知らずのうちに働いているのかと思えるほど……
今日のお散歩時間は
とても賑やか過ぎた!
鳥さん達が賑やかなのは
よく有る事だが
平日の朝は
たいてい閑散としているはずのお散歩道で
特にその日に
イベントが有るというわけでも無かったし
工事中の騒音というわけでは無いから
そこまで
不快というわけではないが……
いつもなら
二人歩きの人でも
あまり会話をしていない人々が多いが
なぜか今朝は
妙にテンション高いような感じで
大声で話す人々が多く
しかも
ギャハハ的な大きな笑い声も
よく聴こえて来て
小鳥さん達の声を心地良く聞く事を
日課としている自分としては
耳障りに感じ
そういう人々がやけに
今朝に限って多い事に
違和感が生じた
自分は人の話し声が
特に苦手というわけではないが
好ましく感じる声と
そうでない声が有る……
金木犀さんの下には
もう既に乾いて白っぽくなった
花びらの絨毯
通りがかると
フルーツ牛乳と
焦げたパンケーキを合わせたような香り
10日くらい前の開花始めの時には
そこで電話している人がいて
「金木犀の巨木の所にいる」
と位置を説明していたのを
とても微笑ましく感じたのを思い出した
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