少女と女神のお願い事

第1話

えっと。。。ここどこだろ。。。。?


そんな言葉が浮かぶような白い世界。

あたしは住んでる町の教会に礼拝に来ていたはずなのに。。。


お祈りしてたらなにか起きたわけでもないのに違う場所にいた。

混乱してたら、声が聞こえてきて。


『ミリィちゃん、はじめまして~♪』


何だこの軽い感じ?

うん、私はミリディアナ。12歳。

私の住んでる町には、いろんな種族がいっぱいいて、狼や猫などの獣人もエルフさんやオーガさんたちもいる。


その中で、私は猫の獣人(シャト)とヒトのハーフっぽい。

らしいというのは、父がいないからだ。

シャトのなかには、男性の割合が非常に少ない部族もあって、私と母はその系統らしい。


『ミリィちゃん、聞いてるー?』


私の町では、10歳になれば冒険者に仮登録できる。

家計の足しになるように街のお手伝いや薬草採取、畑の手伝い、店の手伝いなどの仕事ができる。

教会は、学校の役割もあって読み書きや計算をおしえたり菜園の手伝いなどで生活の仕方を教えている。


。。。で、この声の主は誰だろね?

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