とある冒険者少女の覚書

ふぉの

人物関係(ミリディアナの周りのみ)

父親

冒険者

本人は普通に(?)世界を回っているつもりだったが、古代の都市の廃墟へクエストで行ったときに悪魔族の魔王復活の企みに気付く。

報告したのが運の尽きか、阻止作戦に選ばれて死にかけながら成功した。(その頃には女神に世界の守り手として選ばれていた模様)

その後

・数万年前に存在した古代民族による『世界変革の儀式の再発動』阻止

・数万年前に発動阻止され半端に転移した古代民族の王都で起き始めていた『神の座と世界の融合による全消滅』の阻止

・別大陸の国が聖なる機神を降臨させんとした結果の『闇の巨神と機神が衝突して大陸が焦土化』するのを阻止

など、すべて女神によって渦中に放り込まれ続けた。


ほかにも世界の危機と女神が判断した場合にはその解決に奔走させられるはめとなった。

その度、事件に深く関係のある女性に『吊り橋効果』のごとく好かれた上に『食われる』羽目になる。

閑話にもあったが、それらの女性との間に子供が生まれていても『何故か伝えられることがない』まま次の問題に対処することとなる。


彼にとって、『最後に対処した世界の危機』も結局のところは『世界の消滅を防ぐ』ことであった。

現在消息不明。


ミリィの母

実は高位冒険者。

上はA、下はGまで冒険者のランクはあるが、Bランクからその冒険者が得意な項目によって『−』と『+』がつくが、彼女は『A−』である。

商人だった母親について旅をしていたが、魔物の襲撃を受けて母親を亡くす。その時に『彼』に助けてもらった。

所詮成人したばかりの女の子に商人ができるわけもない(学習は始めていたが)ので、冒険者登録をすることになる。

ほっとけなかったのか、助けてくれた男の人とその友人たちが色々教えてくれたのでメキメキと力をつけていった。


自分で仲間を作れるようになって、結果的にランクが上がりBランクになった頃、助けてくれた彼に再会。


したのはいいが、その時に彼を押し倒している。

結果生まれたのがミリィであった。


先見の巫女

ミリィに直接関わりはあまりない彼女ではあるが、世界からすると重要な人物である。(特に国家運営しているような人々からすると)


彼女は先代の巫女から指名されて、使命を引き継いだ頃に、神託(女神からの)を受けてダンジョン都市に向かった。お付きの人たちも一緒に。

なお、神託自体は先見の力が発動したわけではない。


そして、ダンジョン都市で有名な場所の管理者と神託の話をしてその施設の中で先見の巫女としての仕事を始めた。

その施設は、神々から信頼されている一族が運営している、遊郭であった。

この施設で、『彼』がダンジョン都市に来るのを待っていた彼女は神託通りにした。


結果生まれたのがソルフィリアであった。


ソルフィリア

『彼』の長女である。

先見の巫女の後継者であると同時に『女神以外の神々から加護』をうけた。


理由は簡単で『女神からの面倒な依頼事をこなすための力がいるだろうから』である。


結果として、彼女の世代では世界一の魔力と魔力操作を誇る。


身体能力は、鍛えられていない。

お付きの人たちが『警護対象に守られてたまるか』と思っているのか、身体トレーニングを過剰にするのをさせてくれないのである。


が、あふれる魔力で常時負荷をかけているためすでにお付きの人たちよりも細マッチョである。

なお、負荷をかけた結果の筋肉痛については

「気づかれないように痛覚遮断で耐えている」ので

本当に気づかれていない。


使っている杖には魔力増幅用の8属性の精霊石をはめ込んでいる。


が、杖自体が実は仕込み杖になっていることはお付きの人は知らない。



セレン

とある聖堂に伝わる儀式で事故が起きた結果長らく不老不死になっていた女性。

事故が起きたころの年齢は12歳位。

その状態で何年間いたのかは定かではないが、彼女に頭が上がらない人はあまりに多数。

先の魔王が起こした戦いの中で滅んだ国の生き残りが隠れていた里での精神的主柱の一人であった。


数万年前の世界変革、その鍵となりえた人物の生まれ変わりであるらしい。本人には記憶がない。無い方がいい。

その世界変革をしようとした王族が再度やろうとした変革の結果、彼女の存在に共鳴して世界転移していた王都に取り残された人たちの集合体が暴走を始めた。

世界に起きていた異変に気づいた彼女は、異変を調査していた『彼』に出会って世界に迫る脅威を認識し、ともに旅をして転移した王都への道を探し出した。


転移した王都にて、闇に呑まれたモノと対峙した彼女は『彼』とともに戦いを挑み、それを消滅させた。


鍵としての力を失った彼女は急激に体が成人まで成長した。

それでも聖堂に押し込まれていたときに鍛えられていた回復、神聖、強化の魔法の能力は消えることはなかった。

何人かの『勇者』は告白したそうだが、彼女からしたらその子の祖父を知っているくらいなので流石に受けるわけにはいかなかったようである。


結局(?)ともに戦った彼が久しぶりに彼女を訪れたときに以下同文。


その結果産まれたのがグレンである。



グレン

『彼』の息子である。長男になる。

セレンとその子分達にしごかれまくった結果、里の防衛副隊長に推挙された。


が、本人は固辞している。

母親ほどではないが回復、神聖、強化が使える。

なお、程ではないとはいえ司教クラスまで鍛えられてしまった、のは周りには知られていない。

また、格闘術についても同様であるが、母親を超えることができないのが分かっているので武器をメインにしている。

主要の使用武器は大剣。だが手になじんでいるのはナイフ二刀流。


ミリィは、のちに彼にすごくなつく。

(母にしごかれている仲間として)

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