登場人物紹介1&設定

信条錬しんじょう れん10歳

この物語の主人公。現在の日本で弟をかばい、通り魔に刺され命を落とすが、とある世界に同じ名前で転生する。その世界では同じ歴史を歩みつつも異なる事象が存在している。そのうちの一つが魔法である。

とある世界…anotherの世界へ転生後は大きな魔力を持って生まれた信条家の長男であったが、2年前のある日を境に、魔力をなくし魔法を使えなくなる。しかし、ある師匠の助けにより自らの魔力を使用しない力『錬金術』を身に着ける。

錬の養父となる誠の家には錬の師匠となる人物?より過去の書物を色々と渡されているため他種族の事など他の人間たちと違い博識な一面もある。

ちなみに双子の弟がいる。その下には妹がいるが、現代の世界では生まれる前に死産している。anotherの世界ではきちんと生きており錬の実家で弟と一緒に生活している。

※ちなみにルナを奴隷商人から買った際に出した金塊は錬が錬金術を使い作成したものである。


信条誠しんじょう まこと32歳

錬の叔父であり。2年前に両親から捨てられそうになった錬を引き取り育てている今の養父。現代の世界では故人であったがanotherの世界では問題なく生きている。

とある用事で出かけた帰りに見かけた奴隷として売られているルナをすぐさま引き取ると決めた豪胆さとやさしさを備えている。


ルナ 100歳?

奴隷商人に売られていたハイエルフの少女。実は忌み子であり、とある理由からエルフの里を追放されたところに奴隷商人につかまってしまった。

年齢は約100歳程。1000年生きるエルフ族の中ではまだまだ若い部類に入り、成長が遅い為錬と同じ年のぐらいに見える。ある事で魔法が使えず、売られていたが錬と誠の目に留まり誠の計らいで居候になる。

エルフ族であるため、特別なコネがないため錬が通う学校にいけないこともあり錬がいない間は錬の家にある書物を読み漁っている。






奴隷どれい

近年ではあまり見かけないが過去には大量に存在していた。忌み子や貧困等で売られたりすることがほとんどで法律上では各国が禁止にしているものの、見かけても注意されるのみで実質黙認している所がほとんど。


忌みいみご

種族間の決まり事からでてしまったことで生まれた子。エルフ族では双子は昔より災いの象徴とされていたため、双子が生まれると片方は生まれてすぐに他所に送らたりするなど言われている。今回はエルフ族の長となり得る存在が2人生まれてきたことでその決まりを知らない人間の所に送られたのがルナではないかと錬は考えている。


anotherの世界の学校

幼稚園、保育所、小学校、中学校、高校などは存在しているが大学は存在しておらず東京の中心部にある魔法皇聖校まほうこうせいこう 通称:魔皇まこう と呼ばれる高等機関がある。

魔皇に関しては条件が厳しいのもあり、大半は高校卒業後に様々な仕事に就くことが多い。


魔法皇聖校まほうこうせいこう

東京の中枢部にある国会議事堂など政府機関が存在する区に立っている学校。

高校在学時に良い成績を収めたり、国の中枢機関より推薦をもらった一握りのみ入学でき、在学が決まった際はすべての事(授業料やその他諸々の費用)等は全部国が負担してくれるなどうれしい特典も存在している。

だが、完全実力主義の為コネ等はあてにならず定期的にある試験にて基準に達しなければすぐに追い出されるという厳しい一面もある。

日本皇国を代表する3賢者と呼ばれた人たちもここの出である。

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