340話 興味を持った

第342章

「これからの問題はフリゲート艦に搭載されているヘリコプターは何機かという問題が続くからな」

「確かそのような問題だったようだけど、どんな問題だったかはもう覚えてないからよろしく、アラン」

「そうです。あたしも正確な問題はもう覚えてないので、よろしくお願いします、ドロンさん」

「わかったよ。まずはラファイエット級フリゲート艦には何機のヘリコプターが搭載されているかだったよ。第8問はね」

「ああそれはパンサーが1機だったね、アラン」

「あたしもそう書きました。よかった正解みたいですね、ドロンさん」

「そうだよ。僕もそう書いたよ」

「よかったこれでまた一つ正解だ、アラン」

「あたしもです。よかったです。これで話題が楽しくなってきました、ドロンさん」

「では次の問題だ。第9問だ。多目的フリゲート艦には何機かだった」

「えーとそれは何だったけ…カイマン… あ、そうそうNH90カイマンだった。NH90カイマンが1機だった、アラン」

「そうですか、あたしもそう書きましたよ。今のところ順調ですね、ドロンさん」

「そうみたいだな、今のところはね。まだこれから続くからな」

「そうそう、これからが本番だからね、アラン」

「そうですね、試験の問題はまだまだありますからね、ドロンさん」

「そうだとも。では次の問題だ。第10問。対艦フリゲート艦には何機だったか」

「対艦フリゲート艦は、確かラファイエット級フリゲート艦と同じだったと思う。だからパンサーが1機だったのでは、アラン」

「そうだったと思います。あたしもパンサー1機と答えに書きました、ドロンさん」

「それでいいのでは。もちろんはっきりとは言えないけれど。君たち結構ヘリコプターのこと詳しいではないか。もっとも試験に合格するためには詳しくてはいけないけれどね。それが試験というものだからな。自分の興味のあることばかりでは試験にはならないからな」

「しかし最初は試験のために覚えても覚えられたら好きになってしまうけれどね、アラン」

「そうですね、あたしドロンさんと同じヘリコプターパイロットになりたくなるかもです、ドロンさん」   つづく

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