277話 ヨットと帆船
第279章
「僕たちがこの船に乗った桟橋(Transrade)と士官学校の校舎の間に三つの桟橋のようなものがあるだろう。手前の二つは台形のような形をしているけれど、一番向こう側つまり校舎に一番近い方、台形ではなくて長方形の形をしている桟橋が見えるだろう、あそこはヨットや帆船乗り場みたいだね。ペンデュイックというヨットやエトワールという帆船にあそこで乗るみたいだな(Acceès embarquement sur Pen Duick et l'Etoile)」
「ここではヨットにも乗るのか、アラン」
「ヨットには乗ったことがないためおもしろそうですね、ドロンさん」
「フランスの海軍士官学校の生徒はヨットでの訓練も受けるみたいだ。そのヨットの名前がペンデュイック、というわけだけれど、その乗り場があそこの桟橋みたいだな」
「ヨットでの訓練か、あたしたちのようEOPAN・FRの希望者もヨットでの訓練受けるのかね、アラン」
「やはり海軍だからパイロットもヨットでの訓練受けるのでしょうかね、ドロンさん」
「それは僕にはわからないよ。ただペンデュイックというヨットは有名だね。エリックタバリー(Éric Tabarly)が乗っていたヨットの名前みたいだね」
「有名な人だね、アラン」
「ヨットマンでしたね、ドロンさん」
「エトワール(Etoile)はフランス海軍士官学校の生徒のための乗組員16人の訓練帆船のようだ」
「今度は帆船か、アラン」
「風で船を走らせる、最も基本ですね、ドロンさん」
「このエトワールという帆船はここだけで使用されているみたいだね。(Basée à Brest et elle est affectée à l'École navale de Lanvéoc-Poulmic comme voilier-école.)」
「ここでしか見られない特別な帆船というわけだね、アラン」
「そういうことを聞くとますます見たくなりますね、見るだけではなく乗ってもみたくなりますね、ドロンさん」 つづく
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