第２５３章

「今度は魚料理について話してください」

「この魚料理についても、生の料理方法、焼く料理方法、煮る料理方法があります。生での料理方法ですが、魚の場合は肉と比べてたくさんあります。それにこの生で食べることが、魚の料理として一番のごちそうだと思います。獲り立ての魚、新鮮な魚をそのまま生で食べるのです。一番おいしいと思います。もちろんこういう食べ方はすべての人に受け入れられる食べ方ではないかもしれません。しかし私にとっては、一番の食べ方です。生での料理方法、それはお刺身です。このまだ透き通った魚の肉を、醤油につけて食べるわけです。次に焼く料理方法です。これは弱火で魚を焼くわけです。これはかなり長い時間がかかります。骨が完全に硬くもろくなるまでには時間がかかるからです。この骨がまたおいしいのです。カリカリしておいしいのです。そのためかなり長い時間をかけて焼く必要があります。焼いた魚は大根と一緒に食べるとさらにおいしくなります。味付けは塩だけのほうがいいと思います。その方が魚の持つ本来の味そのものを味合うことができるからです。少し苦みがある味です。この苦みが特に美味しいと思います。最後に煮る料理方法です。これも鍋料理がおいしいと思います。白菜や長ネギと一緒に鍋に入れて煮込むのです。それを醬油につけて食べるわけです。この場合の魚はサケが一番人気があると思います。サケという魚はもちろん焼いてもおいしいですが、鍋料理の方が似合う魚だと思います。この煮る料理方法ですが、この場合は鍋料理以外にも魚だけを目的とした煮込み料理もあります。野菜などを入れないで魚だけを煮込んでいくのです。例えばサバの水煮です。このサバの水煮は缶詰めでもよくあり人気料理です。このサバの水煮は特に味付けはしません。そのため食べる時の醤油につけて食べます。そのほかは例えばサバの味噌煮です。これは煮込む時に味噌で味付けをします。これも缶詰めの商品がありとても人気があります」　　　つづく