237話 面接33

第239章

「ここに介入することが本当に役に立ちますか(Est-ce que c’est vraiment utile d'intervenir ici?)」

「そういう政治的な質問は私にはわかりません。そういうことは政治家が決めることだからです。しかし政治家は国民の選挙で選ばれた人たちです。私たちが選挙で投票するときこの候補者なら従ってもいいと思って投票するわけです。ですから私たちが選んだ政治家が決めたことに私たちは従ってもいいと思っているわけです。このことを別の表現でいうと政治家が決めたことは、私たちの意思で私たちが決めたことであるとみなされるわけです。でしたら政治家が決めたことを実行するのは当然であるということになります。これは自分で決めたことを自分で実行することは当然であるということです。マカロンを普及させたいという気持ちはすべての人たちに共通だと思います。ですから私たち一般人だけではなく政治家もです。そこで政治家が北アフリカにマカロンを普及させるように政治をすることは私たちの意思でもあるわけです。ですからもし政治家が北アフリカに介入することがマカロンを普及させるのに役に立つと思うのであれば、それは私たちが役に立つと考えたことになるわけです。具体的な例を出して言えば次のようになります。それはさらに新しいマカロンを作れることにもなるということです。それは、北アフリカ独特のマカロンです。北アフリカの特産物を利用したりしたマカロンです。フランス国内だけで製作されているマカロンとは一味違う新しいマカロンの誕生が期待できます。これは素晴らしいことです。たくさんの種類のマカロンが生まれますと、それだけ余計にたくさんの人からも喜ばれます。人にはみんなそれぞれ好みがあるからです。例えば日本でマカロンを作るとしたら、ようかんマカロンなどができるようにです。ようかんマカロンなどは日本でとても普及すると思います。以上このように質問のこたえですが、介入することはマカロンに役に立つと思います」   つづく

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