234話 面接30

第236章

「パイロットになること、そして軍の職に就くこととどういう関係があるのですか(Quel est le lien avec devenir pilote et militaire?)」

「私たちが子供の時から学校での教育を受けられたのも国が安全だからです。自分のいる国が安全ではない場合には安心して学校教育などを受けることなどできません。戦争状態になってしまっては学校で学習するということなどできなくなってしまうからです。このようなこと、つまり安心して学校教育が受けられる環境はこれからも維持していくことが必要です。そのためには戦争がない平和な環境を維持していくことが大前提です。だからです。この平和を維持していくために軍の存在が大きな意味を持つのです。ですから私だけではなくほかの受験生すべてに言えますが、今までの安全な学校教育を受けることができたので今度は自分たちがその環境を作る側になるということです。平和な社会を作り維持して、未来の子供たちも安心して学校教育を受けることができる社会です。もちろんこのような平和な社会を作る方法は軍の仕事だけではありません。軍以外の仕事にも社会平和を作り維持していくものはいくらでもあります。ですからかならずしも軍の仕事につかなくては社会平和を作れないわけではありません。ほかの人たちのことはわかりませんが、ただ私の場合は軍の仕事であるということです。ただ私個人的な意見では、軍の仕事がやはり一番社会平和に関係があるのではないかと思います。つまりほかの仕事は社会平和ともちろん関係がありますがどちらかというと間接的にかかわっているのだと思います。それに比べて軍の仕事はまさに直接的です。直接的に社会平和とかかわっているわけです。このような私の考え方に異議をとなえる人はいないと思います。ですからこのような職に就けましたらとても光栄だと思います。社会平和を作り維持していく仕事でしかも直接的にかかわれる仕事にです。   つづく   

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