第１５６章

「試験官が来るまで準備運動(exercices d'échauffement)するから。ユキコもやったほうがいいよ」

「そうですね。ではいっしょに」

「まず始めにすることは体の最も大切な部分の関節を自由に動かせるように軌道に乗せること(c'est de commencer à mettre en route les articulations les plus importants de votre corps)」

「はい」

「足を少し開いて(des pieds légèrement ouverts)　少し肩幅と同じくらい(un peu près la taille de vos épaules)」

「こうですね」

「そう。首を巻くように動かす前と横に((enrouler la nuque vers l'avant et sur les côtés)」

「はい」

「しかし首を後ろ側にはあまり始めのうちは動かさないように(commencer pas aller trop en arrière tout de suite)」

「はい」

「準備運動というものは少しずつ慣らすものだから(l'idée dans l'échauffement c'est d'y aller vraiment de façon très progressive d'apporter)」

「そうですよね。そうでないと準備という意味がなくなりますよね」

「じゃあ続き。たくさん息を吸って(beaucoup de respiration)　ゆっくりゆっくりと首を動かして(beaucoup de lenteur)　始めはとにかく穏やかに穏やかにね」

「はい。穏やかに穏やかに」

「そして首が後ろに次第に動かすことが出きると感じたら後ろにも動かす。いかなる問題もなければ(aucun problème)　どんな痛みもなければ(aucune douleur)　どんなこわばりもなければね(aucune tension)」

「はい。大丈夫です。後ろにも動かすことができます」　　　つづく

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