動画(エッセイ)
俺は最近、YouTubeに動画をアップした。今の所、二人しか見ていない。このままだったら、ちょっと面白いかなと思っている。YouTubeで副業しようと思う人がいるかもしれないが、ほとんど見てもらえないんじゃないだろうか。トップページは再生回数〇万件の動画ばかりが表示されていて、俺の動画なんてとてもじゃないが見てもらえそうにない。
そう言えば、今まで、視聴回数0という動画を見たことがある。多分、検索ワードでヒットしたんだと思う。地方のお医者さんがやっている病気の説明動画で、本人が顔出しまでしていた。作った本人さえ再生してみようと思わなかったのだろうか。せっかく有意義な動画を作成しているのに、勤務先の看護師さんなども見てくれないとは、どういう職場環境なのだろう。俺の上司がYoutubeをやっていたら、真っ先に見て胡麻をすると思うのだが。気の毒だから再生してみようかと思ったが、そのままの方が面白いと思って放って置いた。
YouTubeというのは、誰もが不特定多数の人に、自分の作品を見てもらいたいという期待を込めて出しているものだ。それなのに、再生回数一桁というのは寂しい。執念の墓場のように感じる。
多分、動画をあげる時は、ワンチャンバズって収益化何て妄想を抱いてしまうが、現実はほど遠い。だから、YouTubeが儲かるのだろう。
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