埋もれていく作品たち(エッセイ)
毎日、数多くのホラー作品が書かれている。
ホラーは人気のジャンルだし、気軽に読んでもらえて、さらに、自分みたいなマニアが多い。書籍を買って読むほどでもないが、ネット小説だと無償で手軽。
それで面白い作品に出会えたらラッキーだ。
俺もトップページの注目作品に出てくるホラーはかなり読んでいる。
すごくいいなと思うのもあれば、あまり好みでない作品もある。
膨大な数の作品が日々生れて埋もれていく。
自分の短編も上げて3日くらいすると、PV0になる。
埋もれても掘り返されて息を吹き返すような名作を書くのは、俺には無理。魅力的な作品は、文章を通じて作者の人柄がにじみ出ている。普段からろくな人間じゃないから、いい人ぶるのは不可能だ。
作品内のPVを見ていて、多くの人が途中で読むのをやめているのがわかる。
そのつまらないポイントを書き直せば、先を読んでもらえるかもしれないけど、その場面があっての作品だから変更はしない。
PVを読んでいると、オチだけ読んでいるのが多いのもわかる。
俺も集中力がないから、オチを読んで終わりということもある。その中で、長編でも最後までグイグイ読ませる魅力のある作品は、文章力で決まる気がする。長編でもお気に入りの作品があるが、やはり文章がうまい。または、文章自体に魅力があるのだが、凝った文章だと内容が頭に入って来ない。ストーリーより、文章自体に酔っている気がして来る。
俺の作品もどんどん埋もれていく。
それでも、死ぬまで書き続ける。自分のために書いているから、別にそれで構わない。少しでも読んでくれる人がいるなら、俺には十分。
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