神女姫エヴァサリアが、父親である先代皇帝や兄である皇太子シクステンと近親相姦関係にあり、ランヴァルト大公は父娘または兄妹の間から生まれたということでしょうか(゚д゚)!
エヴァサリアが神女姫になったのは、父親の命令によるものでした。先代皇帝が実の息子である皇太子シクステンの殺害を、アドリアンの祖父であるマルツェル公に指示したということは、神女姫をめぐって父と息子の間で争いが起こったと...
ランヴァルト大公はどういう気持ちで、皇族を見ていたのでしょう。帝国皇子に生まれ、優れた才能を持ち、英雄と讃えられた彼が、皇宮で「貴畜」や「豺狼の子」と蔑称で呼ばれていたのは衝撃でした。
作者からの返信
>ランヴァルト大公は父娘または兄妹の間から生まれたということでしょうか
まぁ、どっちかはよくわからないんですが、そういうことです。
シクステン派は、父皇帝がエヴァサリアを盲愛した挙げ句に、無理矢理神女姫にして孤島に押し籠め、妹を助けようとしたシクステンが父皇帝の罠に嵌まって殺されたと主張していますし、父皇帝派は皇太子シクステンの妹への偏愛から守ろうとして、エヴァサリアを神女姫にしたと主張しているわけです。で、今に至るもどちらの子かは、明らかになっておりません。
実はグレヴィリウスが政治中枢から離れている理由は、前にあった公爵の姉であるエレオノーレのことだけじゃなく、けっこう複雑なのですよ。
大公の複雑な胸中が語られることはあるのでしょうか……。
アレクサンテリくんから語られた皇家の裏側というか汚い部分、アドルくんは聞きたくなかっただろうな(;´・ω・)
アドルくんのグレヴィリウス家がそれにどう関わってきたのか……。
この辺の事情もきっと今後の物語に影響してきそうなので、覚えておきたいところ(*'ω'*)