第20話 大木の復活

次の日になると大木は復活をしていてリリックが「戦術 大河の会心」で大木を切り落とす。坊主は昨日の負傷で戦いには参戦できない、リエルの怪我を治す魔法を使ってもなかなか戻らない、その頃坊主の師匠がこちらに向かっていた。坊主の怪我を聞いてとんできたようだ。「坊主大丈夫か?」と師匠が声をかけるが坊主は反応しない。「達也殿この戦いにワシも参加させてくれんかのう」「それは構いませんが」

「恩にきる」


師匠と村長は幼なじみで仲が良かった、もちろん師匠は村長が魔物の血を引き継いでるのを知っていた。いつも「お前が魔物になったら俺がお前を倒す」というのが口癖だった、とうとうその日がやってきただけの話だった。師匠は気を引き締めていた。魔物の完全体は簡単に倒せるものではない、30年前師匠は魔物の倒すギルドに参加していた、今でも魔物にやられた傷が癒えなく右足を引きずっているが友達が魔物になってしまったんだ、この手で倒すしかないと師匠は思っていた。


村長がやってきた「無駄じゃよ、この大木は3時間あれば復活するんじゃ」「いくら切り倒しても無駄じゃよ」「なんだこのうっとおしいお経は」と言い師匠に攻撃をしようとするがリエルの防御で防ぐことが出来た。「リエルいいのか。お主もこちら側の人間じゃのに歯向かって」

「私はそっちがわじゃないもん」

村長がリエルと話している間に達也は後ろに周り石をつかっておもいっきりぶん殴った、村長は意識を失った。師匠の今日は終わり村長の魔力は空に舞っていった。

本当は魔力を回収したかったがそれは不可能だった、村長に感染った魔力はでかく誰かにまた感染するものだと師匠が言っていた。感染から抜け出したものは三日間目覚めることはないと付け加え村長を宿をかりて休ませる事にした。


師匠は坊主の所へ行くお経を唱え負傷した部分を治療した「師匠ありがとうございます」 「お前はまだまだじゃ、修行を詰め」といい師匠は達也に「わしは帰る」と言ったのでお礼だけ言って師匠は帰っていった。


3日後村長が目を覚まし「迷惑をかけたな」と言った、村長の話によると魔物は人に化けており魔物の実を食べると魔物化していくという、大体の村長は魔物で魔物にならない抑止力として村長をやってるという話だった。、村長によると「次はジュリエット村が危ない」という達也はジュリエット村があるならロミオ村もあるのかなとくだらないことを考えていた、たつやはジュリエット村に向かう事にした。

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