第17話 やり◯ん坊主

坊主は悩んでいた達也たちについていくかいかないかを、坊主は自分が弱いことを自覚している、お経を唱えれば魔術くらいは使える、だがそれでリエルに勝てるのか

リエルの魔物からの脱却は可能なのか?否 坊主がいなければ魔物からの脱却は不可

普通の魔力抜きではリエルは戻らないと考える、そこで必要なのが坊主のお経になってくる。


一方達也達はリエルを探す旅に出ようとしていた、達也たちだけでリエルを助けるのが難しいことなんて知らなかった、達也はぶっ飛ばして魔力を抜けば元に戻るだろう程度にしか考えたいなかった。村長に声をかけ旅に出ようとしたとき「待つんだ」と坊主が声をかけてきた。

「お前らじゃリエルは元の姿に戻らん」


「どういうこと?」とリリック


「魔物になった人間はお経でしか人間に戻せないんだ」

「だから私も仲間にいれてくれないか」と坊主が頭を下げた。


「なにそんな水臭いこと言ってるんだよ、仲間は多いほうが良いに決まってる、大歓迎だよな?」と達也がみんなが「うん」と頷くのが見えた。


昨日の情報だとリエルと見られる魔物がジャングラーに現れたというのでジャングラーに向かうことにした。 ジャングラーはジャングルの中にある街で防御服から武器までなんでも売ってる商業地帯だった、どんだけベイク村の発展が遅れてるのかがわかるほどだった。 坊主に防御服を買ってあげ、今までスーツだった達也も自分の防御服を買った、布切れ一枚だが「炎くらいならよけれる」と言っていたので買ったがあんまり信用性はない、でもスーツで旅をするのは疲れたのでちょうどいい。

「リリックにも水着を買おう」という話になったがそんなものを持っていったら妖刀で切られる可能性もあるので水着を買うのはやめになった。


買い物を終わらせ情報収集している頃リリックは物思いにふけていた、もちろんリエルのことだ、今リエルがどんな気持ちで街を荒らしているのか気になった。一番最初にベイク村の村長がリエルを連れて行くのを反対していた、魔法が使えないからと、でも本当はリエルが魔物になる可能性があったんじゃないかとリリックは思った。

もう一度ベイク村に帰る必要があるのかもしれない、達也達が帰ってきたら提案してみようと思った。


一方カエルはなにも考えずに水遊びを楽しんでいた、最近水遊びをしていなかったので水遊びが出来ることが嬉しかった。


達也達は情報収集を終えリリック達の元へ戻った、昨日現れたのはリエルに間違いないという、そしてベイク村の方に向かっていったという、リリックは先程考えていたことを言ってみた。

「それはあるかもしれない、もう一度戻るか、ベイク村」

達也達はベイク村に戻ることにした


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る