とあるトレーニング方法

バブみ道日丿宮組

お題:右の小説トレーニング 制限時間:15分

とあるトレーニング方法

 物事には順序がある。

 それを知ってる少女は、一日に起こったことをすべてノートにまとめた。

 パンチラを見た時はとくに筆が進む。模様と色がくっきりと脳内に焼き付いてるぐらいだ。

 学校の女子じゃこうはならない。

『やっぱ中学生よりも高校生だよな』

 自分はまだ小学6年だというのにとは思わない。

 ませてるのが少女の特徴だった。

 学校ではパンツ脱がしというのが女子の中で流行ってる。スカートを脱がすのではなく、パンツを脱がす。それは人様に陰部を見せることにも繋がり、結構なダメージを負う。

 低学年であれば、まだいたずらの範疇なのだが、高学年。男子も色を知る頃だ。こっそりと見ようとしてるのは視線でばりばりで、あとで誰々が見てたなんてことがグループチャットで話されたりする。それで幻滅とか、喜んだりと、女子はいろいろな色を見せる。

 当然パンツ脱がしは学校で禁止令が出されたが、言われて止まるようなものであれば、苦労はしない。それどころか、男子を呼び出して陰部を触らせるという進化を始めてた。

 性行為に興味津々の女子たちは、言うだけでも興奮してた。

 少女にはまだそれはわからなかった。

 だからこそ、あったことを書くということをやってるのだ。

 内容はとてもじゃないが人に見せられない。

 でも、少女は続けた。

 続けたら、続けた分、お話のようなものが作れるんじゃないかと考えてた。

 パンツ脱がしもきちんと書く、陰部がどのように見えたのかもしっかりと書く。文章化できないなら、絵を描いたりもした。

 やがて性行為という発展が少女の周りですぐにでも起きるだろうが、少女はあくまでも枠の外の存在。されることもすることもなく、眺めるのが仕事。

 参加しないのかと聞かれることもあるが、自分は見るほうがいいと断ってる。友人たちもそれを否定しない。グループから外されることもされてない。

 それぐらいの配慮は女子の中であるようだ。


 恐ろしいことがあるとすれば、これは小学5年生の男子が書いてるということ。

 妄想が激しいということはない。

 現実に起こってることを書いてるに過ぎない。

 女子、少女、少年と、スコープが違うだけだ。

 体験したことはない。

 頭の回転は少女も少年も同じことを考える。

 エロはすべてを解決する。

 エロくない人間なんて存在しないのだから。

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とあるトレーニング方法 バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri

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