第6話サロンパス神父

「あたたたたっ、黄レンジャーさんや、あたしゃ、腰がいて~から、ちょっくら薬局行ってくるわ」

「気を付けてな赤レンジャー」

赤レンジャーは薬局へ向かった。


ビョーマ薬局


薬剤師に腰が痛い事を伝えると、サロンパスを勧められた。

「これで、いいや、ありがとさん」

赤レンジャーは店を出ようとすると、呼び止められた。

「あんだい?」

「おじいさん、お代をもらわないと」

「えっ、お代?渡してない、いけねぇいけねぇ、はい100円」

「おじいさん!まだ足りないよ!これね、1800円するのよ。後、1700円」

「まさか、この薬局、ぼったくりか?」

「いいですから、お金払って下さいす?」

「じゃ、これではい300円」

赤レンジャーは立ち去ろとした。

「ねえ、おじいさん。これじゃ足りないよ!」

「え、100足す300は1800じゃないか!」

「おじいさん、何でそんな計算になる?100足す300は1800になる訳ないじゃない。」

「何、管巻いてるの?わたしの方程式では、1800になるの」

「あ~、もういいから帰ってくれ!サロンパスあげるから。

赤レンジャーは鼻歌をうたいながら、店を出た。

店員はビョーマ建設に電話した。

「もしもし、ビョーマ建設ですか?人事部に繋げてください。あ、 もしもし、サロンパス神父です。今日付けでビョーマ建設やめます」

現在は大学病院で薬剤師として、働いていると聞く。

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