第7話万華鏡伯爵

黒レンジャーは日課のウォーキングをしていた。

「ぐるぐるぐるぐるグルコサミン」

はて、こんな所に神社があったかの?


これは、幻覚をもたらす万華鏡伯爵の仕業だ。

黒レンジャーはがま口財布から、15円賽銭箱にいれた。


すると、社殿から女が現れた。

「黒レンジャーさん、わたしとエッチなことしたくない」

「ば、ばか言うでねぇ!もう、役に立たね~だよ!」

女は万華鏡を持っていた。黒レンジャーはその万華鏡を奪い踏みつけた。

すると、女は万華鏡伯爵だったのだ!

「く、黒レンジャー、さらばじゃ」


万華鏡伯爵は蒸発した。

幻覚が溶け、そこは公園だった。


黒レンジャーはまたウォーキングを続けた。

「ぐるぐるぐるぐるグルコサミン」

敵が弱すぎる。

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